50歳の女性。頭痛を主訴に来院した。2日前の夕食中に突然の頭痛を自覚した。翌日も頭痛は続き、37.8℃の発熱もあったため、自宅近くの診療所を受診した。鎮痛薬を処方され内服したが、頭痛が改善しないため救急外来を受診した。
60歳の男性。突然起こった激しい後頭部痛、悪心および嘔吐を主訴に来院した。症状出現後、後頭部痛は少しやわらいだが、市販の鎮痛薬を服薬しても継続したため受診した。来院時、意識は清明で項部硬直は認めなかった。頭部CTを別に示す。診断として最も考えられるのはどれか。
62歳の女性。突然の激しい頭痛のため救急車で搬入された。悪心および嘔吐を伴う強い頭痛があり、救急車を要請した。意識レベルはJCSⅠ-1。体温36.9℃。心拍数92/分、整。血圧150/88mmHg。呼吸数14/分。SpO₂(100%:鼻カニューラ1L/分酸素投与下)。
62歳の女性。頭痛を主訴に来院した。4日前の起床時に突然の頭痛が生じた。 臥床して様子をみていたが頭痛が持続したため、3日前に自宅近くの診療所を受診し、鎮痛薬を処方された。しかし、その後も頭痛が改善しないため受診した。
64歳の女性。意識障害のため救急車で搬送された。現病歴:自宅の脱衣場で意識がないのを夫が発見して救急要請をした。本人が入浴のため脱衣場に行って約1時間後に発見し、嘔吐した痕跡を認めたが、明らかな頭部外傷は認めなかった。救急隊到着時には心停止であったが、胸骨圧迫とバッグバルブマスク換気により自己心拍は再開し、救急搬送となった。
56 歳の女性。強い頭痛後に、意識障害を生じたため救急車で搬入された。現病歴:自宅で家事をしていたところ、突然強い頭痛を訴えた。その後まもなく反応が無くなったため、長女が救急車を要請した。 2 日前に頭痛で自宅近くの診療所を受診した際の検査結果を長女が持参している。
52 歳の女性。意識障害のため救急車で搬入された。現病歴 : 5 日前から 38 ℃を超える発熱と悪寒戦慄を訴え、市販のアセトアミノフェンを内服していた。本日夕食中に急に頭痛とふらつき感を訴え、嘔吐した。その後いびきをかいて眠りだし、呼びかけに応答しなくなったため、家族が救急車を要請した。