7 歳の女児。就学してから 2 か月間、教師や児童と会話をしないことを指摘され、心配した両親に連れられて来院した。幼稚園でもほとんど発語はなかったが、身振りでコミュニケーションはとれていた。幼少時から現在まで、家族とは普通に会話しており、知的な遅れは目立たない。神経診察を含む身体診察に異常を認めない。

考えられるのはどれか。

a. 吃音症〈小児期発症流暢症〉

b. Tourette 症候群

c. 学習障害

d. 選択緘黙

e. 素行症

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)