64 歳の男性。夜間の盗汗、微熱および持続する咳嗽を主訴に来院した。4 年前から関節リウマチで疾患修飾性抗リウマチ薬〈DMARD〉及び生物学的製剤で治療中である。1 か月前から夜間の盗汗、微熱および咳嗽が出現した。症状が持続するため自宅近くの診療所を受診した。心音と呼吸音とに異常を認めない。胸部エックス線写真で右上肺野に空洞陰影を認めた。

この患者で空気感染予防策の必要性を判断する検査はどれか。

a. 喀痰抗酸菌染色

b. 喀痰抗酸菌培養

c. ツベルクリン反応

d. 気管支肺胞洗浄〈BAL〉培養

e. 結核菌特異的全血インターフェロンガンマ遊離測定法〈IGRA〉

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)