14 歳の女子。るいそう及び無月経のため入院中である。小学校の成績は良好であったが、教師と友人との人間関係に悩んでいた。中学校入学後、友人に体重増加を指摘されてから食事摂取を減らすようになった。その後、食事制限に加えて屋内でも多くの時間を立位で過ごしていた。 5 か月前から続発性無月経となり、 1 か月前から倦怠感を強く自覚するようになった。自己誘発性の嘔吐や下剤の乱用はない。入院後も食事摂取量は少なく、「太りたくない」と訴える。身長 148 cm、体重28 kg。

この患者で認められる所見はどれか。

a. 高血糖

b. 低体温

c. 骨密度増加

d. 高カリウム血症

e. 高ナトリウム血症

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)