69 歳の女性。不随意運動を主訴に来院した。15 年前に右手の振戦が出現し、動作が遅くなったため受診したところ、Parkinson 病と診断された。抗 Parkinson 病薬を内服し、症状は改善した。 5 年前から歩行困難が出現した。 1 年前から抗Parkinson 病薬の効果が持続しなくなり、時間により歩行不能が出現するようになった。抗 Parkinson 病薬を増量したところ、体幹や上下肢を不規則に繰り返し動かす不随意運動が出現し、座位も保てなくなった。
下線部の不随意運動はどれか。
a. チック
b. ジストニア
c. 静止時振戦
d. ジスキネジア
e. ミオクローヌス