Aちゃん(生後5か月、女児)は、出生時、腟の後方に瘻孔があり、腸内容物が排出され、低位鎖肛と診断された。他に奇形は認められず、瘻孔は腟と尿道に交通していなかったため、体重増加を待って会陰式肛門形成術を行う予定とされていた。Aちゃんは順調に体重が増加しており、定期受診のため来院した。


受診時の観察項目で優先度が高いのはどれか。

1. 活気

2. 腹部膨満

3. 腹部腫瘤

4. チアノーゼ

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Aちゃんは、定期受診の1か月後、予定どおり会陰式肛門形成術を行った。術後2日、1日に6回の排便があり、造設された肛門周囲に発赤がみられている。

排便後の対応で最も適切なのはどれか。

1. 石けんで洗浄する。

2. 微温湯で洗浄する。

3. お尻拭きシートで拭き取る。

4. ポビドンヨードで消毒をする。

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術後2週、全身状態や創部の状態が安定し、肛門拡張のためのブジーが開始された。退院後もブジーを継続するため母親に指導を行うことになった。

ブジーの指導で正しいのはどれか。2つ選べ。

1. 「食後は避けてください」

2. 「腹臥位で行ってください」

3. 「できるだけ深く入れてください」

4. 「排便があった日は行わなくてよいです」

5. 「直腸の向きに沿ってゆっくり入れてください」

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