58歳の女性。左側の上顎義歯の圧迫感による咀嚼不全を主訴として来院した。上顎左側犬歯から第二小臼歯までの欠損に対し3年前に義歯を製作し、当初は問題なく使用していたという。
53歳の女性。右側の上下顎小臼歯部の知覚過敏を主訴として来院した。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。修復に際し使用する器材はどれか。2つ選べ。
32歳の男性。歯肉の腫脹と出血を主訴として来院した。数日前から微熱と倦怠感を自覚しているという。初診時の口腔内写真を別に示す。血液検査結果を表に示す。追加すべき検査項目はどれか。1つ選べ。
67歳の男性。補綴装置装着後の定期検診で来院した。上顎左側第二小臼歯の欠損に対し、第一小臼歯と第一大臼歯を支台歯とするブリッジを6か月前に装着した。定期検診で行った染め出し時の口腔内写真を別に示す。矢印で示す基底面の清掃に適しているのはどれか。1つ選べ。
37歳の女性。左側の下顎第一大臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。2か月前に気付いたが、痛みがないためそのままにしていたところ徐々に大きくなったという。
6歳の女児。生後3か月で口唇形成術を施行した。顔貌写真と口唇形成術の術式の模式図を別に示す。本症例の術式はどれか。1つ選べ。
65歳の女性。人工歯の脱離を主訴として来院した。義歯は1年前に装着し、人工歯が脱離したのは初めてという。検査の結果、上下顎義歯の維持安定は良好であった。義歯の写真と脱離した人工歯基底面の写真を別に示す。考えられる原因はどれか。1つ選べ。
18歳の女子。上顎前歯の突出を主訴として来院した。初診時の口腔内写真を別に示す。下顎のavailable arch lengthは66mm、Spee彎曲の深さは0mmである。マルチブラケット装置を用いて下顎切歯を2mm舌側移動する治療方針を立案した。下顎歯列模型の分析結果を表に示す。Total discrepancyはどれか。1つ選べ。
25歳の女性。右側の上顎臼歯部の腫脹と疼痛を主訴として来院した。エックス線写真、CT及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。診断名はどれか。1つ選べ。
70歳の女性。咬合時の義歯の脱落を主訴として来院した。義歯は5年前に製作し、1年前から徐々に外れやすくなってきたという。咬頭嵌合位と両側の第一大臼歯部手圧時の適合検査結果の写真、咬合時の口腔内写真及び咬合接触検査結果の写真を別に示す。まず行うべき処置はどれか。1つ選べ。
5歳の女児。定期健診時に保隙装置の適合を確認し修正を行った。修正前の口腔内写真と修正後の装置の写真を別に示す。修正を行った理由はどれか。1つ選べ。
13歳の女子。下顎右側第二小臼歯の咬合痛を主訴として来院した。1か月前から自覚しているという。打診痛があり歯髄電気診に反応しない。術前の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。歯内治療を行うことで期待できるのはどれか。1つ選べ。
8歳の女児。歯の破折を主訴として来院した。1時間前に転倒し顔面を強打したという。歯以外に受傷部はなく意識も明瞭である。両側の上顎中切歯の動揺は生理的範囲であり、打診痛はあるが自発痛はない。1⏌は生活歯髄切断、⎿1 は直接覆髄を行った。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。1⏊1 に対する治療法の違いの根拠はどれか。1つ選べ。
10歳の女児。永久歯の萌出遅延を主訴として来院した。初診時のエックス線写真を別に示す。疑われるのはどれか。1つ選べ。
22歳の女性。口唇の突出を主訴として来院した。第一大臼歯の咬合関係はAngleⅠ級であった。オーバージェットは+4.0mm、オーバーバイトは+1.5mmで、下顎のavailable arch lengthは70.0mm、required arch lengthは78.0mmであった。
54歳の女性。口唇と口腔粘膜の疼痛と白斑を主訴として血液内科より紹介された。最近になって同部の白斑に気付き口腔乾燥感と痛が増悪してきたという。急性骨髄性白血病の診断で3か月前に末梢血幹細胞移植を施行された。
7歳の男児。歯の萌出遅延を近医で指摘され来院した。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。今後予想されるのはどれか。1つ選べ。
35歳の女性。パノラマエックス線検査で異常が疑われてCTを撮影した。横断、冠状断および矢状断のCTを別に示す。考えられるのはどれか。1つ選べ。
77歳の女性。右側口底の腫瘤を主訴として来院した。2か月前に気付いたが、疼痛がないためそのままにしていたという。初診時の口腔内写真、CT、MRI T2強調像及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。適切な治療法はどれか。1つ選べ。
全身麻酔中の写真を別に示す。口腔内手術中に矢印で示すチューブが破損した場合、起こりうるのはどれか。2つ選べ。
50歳の女性。口腔内の疼痛を主訴として来院した。1年前から違和感に気付いており、1か月前から左側頰粘膜に接触痛を感じるようになったという。口腔内写真と、ある検査の写真を別に示す。追加して行う検査はどれか。2つ選べ。
59歳の女性。上顎右側第二小臼歯の咬合痛を主訴として来院した。週前に違和感を自覚したがそのままにしていたところ、昨日から咬合痛があるという。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
92歳の女性。下顎義歯床下粘膜の疼痛を主訴として来院した。数か月前から咀嚼時に右側顎堤粘膜の痛みを自覚しているという。検査の結果、右側の下顎小臼歯相当部に限局した圧痛を認めた。咬合調整と粘膜調整を行ったが痛みは消退しなかった。義歯装着前後の口腔内写真、義歯の写真及びエックス線写真を別に示す。疼痛の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
5歳の女児。舌表面の精査を希望して来院した。2週前に母親が気付き、舌表面の模様は数日で変化するという。初診時の口腔内写真を別に示す。適切な対応はどれか。1つ選べ。
53歳の男性。上顎前歯部の審美不良を主訴として来院した。上顎右側側切歯の陶材焼付金属冠が2日前に脱離したという。エックス線検査で歯根破折は認めなかった。軟化象牙質の除去を行った。軟化象牙質除去前後の口腔内写真、脱離したクラウンの写真及び初診時のエックス線写真を別に示す。今後の処置方針を決めるにあたり、まず検討すべき項目はどれか。1つ選べ。
23歳の女性。頸部の腫脹を主訴として来院した。左側の上頸部に有痛性の腫脹を認める。初診時のMRI脂肪抑制T2強調横断像と冠状断像と、ドプラ法による超音波検査横断像を別に示す。最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
42歳の女性。起床時の顎のこわばりを主訴として来院した。睡眠時に歯を嚙みしめていると感じているという。治療に使用した装置の写真と装置を装着した口腔内写真を別に示す。この装置の目的はどれか。1つ選べ。
81歳の男性。下顎右側第一大臼歯の自発痛を主訴として来院した。高血圧症と脳梗塞の既往がある。抜髄が予定された。入室時の血圧は105/70mmHgであった。局所麻酔後、動悸と気分不良を訴え、しばらくしても症状の改善がみられなかった。術前と局所麻酔後の心電図を別に示す。適切な対応はどれか。1つ選べ。
14歳の男子。下顎左側第二乳臼歯が交換しないため精査を希望して来院した。3年前から気付いていたがそのままにしていたという。初診時の口腔内写真、エックス線写真及び歯科用コーンビームCTを別に示す。⎾Eに対する適切な対応はどれか。1つ選べ。
46歳の女性。上顎右側第二小臼歯の咬合痛を主訴として来院した。感染根管治療を実施することとした。初診時と処置中の口腔内写真と、初診時のエックス線写真を別に示す。矢印で示す部分の目的はどれか。1つ選べ。
72歳の女性。左側の下顎大臼歯部の欠損に伴う咀嚼不全を主訴として来院した。義歯製作に先立ち、欠損部前方の小臼歯歯に対してクラウンの製作を行った。⎾45 クラウン装着時の口腔内写真を別に示す。矢印で示す構造を付与する時期はどれか。1つ選べ。
7歳の女児。上顎左側中切歯の色調異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真を別に示す。考えられる原因はどれか。1つ選べ。
68歳の男性。右側の下顎小臼歯付近の痛みを主訴として来院した。3か月前から咬合時の一過性の鋭い痛みを自覚しているという。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。原因歯の特定に有用なのはどれか。1つ選べ。
8歳の女児。下顎右側中切歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。数日前から食事中に気になるようになったという。1⏋に軽度の動揺が認められる。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
79歳の男性。食事時のむせを主訴として来院した。嚥下造影検査の画像を別に示す。矢印で示す所見はどれか。1つ選べ。
34歳の女性。下顎前歯部歯肉の膨隆を主訴として来院した。3か月前に気付いたが疼痛がないためそのままにしていた。膨隆は徐々に増大しているという。口腔内写真、エックス線写真、CT及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。診断名はどれか。1つ選べ。
6歳の男児。上顎前歯の形態の異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。矢印で示す歯に対する適切な対応はどれか。1つ選べ。
38歳の女性。歯肉の接触痛を主訴として来院した。3か月前から歯肉に水疱ができて、すぐに潰れしみるようになり、次第に口腔内全体がヒリヒリ痛むようになったという。初診時の口腔内写真と生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。発症との関連が指摘されているのはどれか。1つ選べ。
8歳3か月の女児。前歯が嚙まないことを主訴として来院した。頭蓋縫合早期癒合、合指および口蓋裂を認めたという。これらに対する手術を既に受けている。初診時の顔貌写真、口腔内写真及びエックス線写真を別に示す。診断名で正しいのはどれか。1つ選べ。
60歳の女性。下顎右側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。40年前に齲蝕治療のため直接修復を受け、特に異常はなかったが、1年前から気になっているという。咬合面の修復物を除去し、コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。修復物の除去で正しいのはどれか。すべて選べ。
66歳の男性。食事がしづらいことを主訴として来院した。治療前の口腔内写真、治療用義歯装着時の口腔内写真及び補綴歯科治療終了後の口腔内写真を別に示す。治療用義歯の装着で改善できたのはどれか。2つ選べ。
77歳の男性。上顎全部床義歯が外れやすいことを主訴として来院した。検査の結果、上下顎全部床義歯を製作することとした。人工歯排列後に行っている検査中の写真を別に示す。この過程における確認事項はどれか。2つ選べ。
18歳の女子。術前矯正治療を終え、上下顎同時移動術を行うこととした。下顎歯列正中線の左右的偏位はない。術前矯正治療終了時の口腔内写真、側面頭部エックス線規格写真及び上顎手術の骨切り線の図を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。上顎の手術の目的はどれか。2つ選べ。
52歳の女性。左側の下顎臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。⎾6に根分岐部病変は認めない。慢性歯周炎と診断し歯周基本治療を行った。初診時の口腔内写真とエックス線写真を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。次に行うのはどれか。1つ選べ。
77歳の男性。左側の下顎歯肉の腫脹を主訴として来院した。1か月前から食事の際に接触痛があり、出血がみられることがあるという。特記すべき既往歴はない。頸部リンパ節の腫脹や開口障害はないが左側下唇の知覚鈍麻を認め、腫脹部の頰側には圧痛があり、わずかに硬結を触れる。初診時の口腔内写真、エックス線写真、CT及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。適切な処置はどれか。1つ選べ。
65歳の男性。左側の咀嚼困難を主訴として来院した。上顎義歯は5年前に装着し特に問題なく使用していたが、週前から急に嚙みにくくなり、3日前に義歯の左側小臼歯部が欠けたという。下顎歯列はすべて天然歯で上顎残存歯にも特に異常は認められない。義歯の写真を別に示す。急に嚙みにくくなった原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
55歳の男性。左側の下顎大臼歯部の咬合時の違和感を主訴として来院した。歯周基本治療後の再評価検査で、⎾6 の分岐部では頰側から水平方向にポケット探針が4mm 入るが貫通はしない。GTR法による歯周組織再生療法を行うこととした。初診時のエックス線写真と歯周外科治療時の口腔内写真を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。GTR膜設置前に行うのはどれか。2つ選べ。
8歳の男児。歯肉の腫脹を主訴として来院した。2日前から歯肉の激しい痛み、倦怠感および発熱があり、食事時には出血を伴うという。プラーク中の細菌検査では、スピロヘータと紡錘桿菌が多数検出された。
56歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。検査の結果、下顎義歯を製作することとした。義歯未装着時と新義歯装着時の口腔内写真と、義歯粘膜面観の写真を別に示す。54⏉4に装着されている支台装置の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
25 歳の男性。下顎左側第二小臼歯の一過性の冷水痛を主訴として来院した。歯髄電気診で生活反応を示した。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時のエックス線写真と窩洞形成後の口腔内写真を別に示す。
60 歳の女性。歯の欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。部分床義歯の治療経過に伴う写真を別に示す。治療の進行順で正しいのはどれか。1つ選べ。
中学校1年生 100 名の学校歯科健康診断の集計結果を表に示す。DMF 歯率を求めよ。