日齢4の新生児。在胎 39 週、出生体重 2,900 g で出生した。出生時に切れあがった目、低くて広い鼻根などの顔貌と心雑音、肝脾腫を認めた。血液所見:Hb 9.8 g/dL、白血球 32,000(芽球様幼若細胞 70 %)、血小板 3.5 万。心エコー検査で心室中隔欠損症を認めた。その後、血液所見は日齢 10 で正常化した。
この患児に今後合併する可能性が高いのはどれか。
a. 甲状腺機能低下症
b. 思春期早発症
c. 筋緊張亢進
d. 難治性下痢
e. 神経芽腫
ダウン症の症例。甲状腺機能低下症となりやすい。
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