乳幼児期における心室中隔欠損症の手術適応となる基準はどれか。
左→右シャントをきたす先天性心疾患はどれか。
チアノーゼを生じないのはどれか。
出生後、緊急で治療介入が必要な疾患はどれか。
先天性心疾患で連続性雑音を聴取するのはどれか。2つ選べ。
3歳の男児。生後1か月ころに心雑音を指摘され、心エコー検査で診断、経過観察されていた。シャント疾患の精査のために施行された心臓カテーテル検査の心腔内酸素飽和度を以下に示す。上大静脈:82.5 %、下大静脈:87.8 %。右心房:92.9 %、右心室:91.3 %、肺動脈:92.8 %。左心房:98.9 %、左心室:98.5 %、大動脈:98.4 %。最も考えられるのはどれか。
心室中隔欠損症によるうっ血性心不全と肺高血圧症を伴う4か月の乳児について、適切な治療方針はどれか。2つ選べ。
7歳の男児。小学1年生の心電図検診で左室肥大を指摘され来院した。現在まで家庭や学校での生活で易疲労性を指摘されたことはない。右上肢の血圧は 142/88 mmHg で、左背部で収縮期に雑音を聴取する。心エコー検査で左室壁が肥厚しているが、左室の壁運動に異常を認めない。明らかな心内シャントは認めない。予想される所見はどれか。
日齢4の新生児。在胎 39 週、出生体重 2,900 g で出生した。出生時に切れあがった目、低くて広い鼻根などの顔貌と心雑音、肝脾腫を認めた。
生後3時間の女児。在胎40週、体重3,125g、APgarスコア7点(1分)、8点(5分)で出生した。看護師がチアノーゼに気付き医師に報告した。体温37℃。心拍数120/分。呼吸数40/分。SpO₂(room air)96%(上肢)、88%(下肢)。心雑音は認めない。皮膚色は上半身より下半身で暗い色調である。 最も考えられる疾患はどれか。
日齢5の新生児。在胎 39 週、出生体重 2,840 g で帝王切開で出生した。Apgarスコアは5点(1分)、9点(5分)。本日、心雑音を認めたため、心エコー検査を行ったところ大動脈遠位弓部狭窄、心室中隔欠損および動脈管開存を認めた。今後、この患児にみられる可能性が高い症候はどれか。
5 歳の男児。今後の治療方針を決定するために心臓カテーテル検査を受けることになった。 1 歳 6 か月健診で心雑音を指摘され、心エコー検査で心疾患と診断されたが、これまでは心疾患による症状を認めず、経過を観察されていた。