感染性心内膜炎の疣贅を検出する感度が最も高いのはどれか。
75歳の男性。発熱を主訴に来院した。糖尿病腎症による腎不全のため10年前から血液透析療法を受けている。1か月前、内シャントが閉塞し透析を行うためカテーテルを2週間留置した。2週前から食欲不振と微熱が出現し、昨日、血液透析後から悪寒と戦慄とを伴う38℃台の発熱が出てきたため救急外来を受診した。脈拍100/分、不整。血圧100/60…
24歳の男性。左片麻痺を主訴に来院した。10 日前から全身倦怠感と微熱とを自覚していた。今朝9時に突然左手足が動きにくくなったため受診した。胸痛はなかった。22 歳時に僧帽弁置換術を受けている。意識は清明。身長 181 cm、体重 68 kg。体温 38.1 ℃。脈拍 96/分、整。血圧 152/92…
70歳の男性。発熱を主訴に来院した。2週前から38℃前後の発熱が出現し、解熱薬とセフェム系の抗菌薬を処方された。一時的に症状の改善がみられたが、投薬終了後に再び発熱したため、紹介され受診した。58歳時より高血圧症および脂質異常症に対して自宅近くの診療所から内服薬を処方されている。3年前に僧帽弁逆流症を指摘されたが手術適応はないと診断されていた。意識は清明。体温37.6℃。脈拍72/分、整。血圧12…
69歳の女性。右下肢痛のため救急車で搬入された。1か月前から 38 ℃前後の発熱が続いていた。市販の感冒薬を内服したが解熱しなかった。本日、1時間前に突然、右下肢の疼痛と色調変化が出現したため、救急車を要請した。搬入時、意識は清明。体温 37.6 ℃。心拍数 96/分、整。血圧 152/70 mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 98 %(room air)。心音は心尖部に Ⅳ/Ⅵ…