妊婦の急性虫垂炎について正しいのはどれか。
8歳の男児。腹痛を主訴に母親に連れられて来院した。昨日午後の授業中におなかが痛くなり早退した。帰宅したら腹痛は治まり、いつも通り夕食を食べて入眠したが、今朝おなかが痛くて目が覚め、痛みが続くため受診した。急性虫垂炎を鑑別するために患児に尋ねる有用な質問はどれか。
急性虫垂炎でみられるのはどれか。2つ選べ。
McBurney交叉切開で虫垂切除術を行う際に切開する筋はどれか。3つ選べ。
22歳の女性。腹痛、嘔吐および発熱を主訴に来院した。現病歴:午前6時ごろから心窩部痛を自覚した。痛み徐々に右下腹部に移動し、悪心、嘔吐および発熱が出現したため午前9時に救急外来を受診した。
28 歳の男性。腹痛を主訴に来院した。現病歴:昨日から臍部を中心とした腹痛が出現し、その後、悪心、食欲不振を伴うようになった。今朝になって痛みが右下腹部に移動し、悪化したため受診した。既往歴 : 5 歳時に右鼠径ヘルニアで手術。
46歳の女性。腹痛のため救急外来を受診した。現病歴:2日前の起床時から軽度の心窩部痛があった。朝食は普段どおりに食べたが、その後食欲不振と悪心が出現し、昨日の昼食後に嘔吐した。本日、心窩部痛はなくなったが右下腹部痛が出現した。疼痛は食事で増悪しないが、歩くとひびき、疼痛が持続するため救急外来を受診した。
50 歳の男性。右下腹部痛を主訴に転院してきた。船上勤務中、7日前に右下腹部痛と発熱をきたし寄港先の病院を受診した。急性虫垂炎と診断され入院となった。絶食下で末梢静脈からの輸液と抗菌薬の点滴治療を受け、入院3日目には解熱し下腹部痛は軽減した。自宅近くでの治療を希望し当院を紹介され転院となった。
11 歳の男児。右下腹部痛を主訴に母親に連れられて来院した。朝からみぞおち付近の不快感を自覚していたが、学校に登校した。給食後に嘔吐し、腹痛が次第に増強したため受診した。体温 38.5 ℃。脈拍 108/分、整。血圧 118/62 mmHg。呼吸数 22/分。SpO₂ 99 %(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は右下腹部に限局した圧痛を認め、筋性防御を認める。
78歳の男性。悪心と腹痛とを主訴に来院した。腹痛は朝から生じ、徐々に右下腹部に移動し、増強してきたため受診した。身長160cm、体重54kg。体温37.8℃。脈拍92/分、整。血圧148/84mmHg。呼吸数20/分。腹部は平坦で、右下腹部に圧痛と反跳痛とを認める。
42歳の男性。腹痛を主訴に来院した。昨日昼から心窩部痛を自覚していた。今朝、起床時に嘔吐した。その後右下腹部痛を自覚し、徐々に増悪するため受診した。