インフォームド・コンセントについて誤っているのはどれか。
がんの終末期で在宅医療と介護を受けている患者のQOLについて正しいのはどれか。
リスボン宣言における患者の権利に含まれないのはどれか。
疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
ある研究結果の表を示す。この研究方法はどれか。
身体診察の所見と疾患の組合せで正しいのはどれか。
上腕骨骨幹部骨折に合併することが多い運動麻痺はどれか。
体静脈圧が上昇して浮腫が生じるのはどれか。
動脈血ガス分析の採血について正しいのはどれか。
心拍数と脈拍数が一致しにくいのはどれか。
大量吐血患者が救急車で搬入された。意識レベルは JCSⅠ-1。体温 36.5 ℃。心拍数 120/分、整。血圧 80/50 mmHg。呼吸数 22/分。SpO2 100 %(リザーバー付マスク6L/分 酸素投与下)。初期対応で投与すべき輸液はどれか。
死亡診断書ではなく死体検案書が発行される状況はどれか。
マラリアを診断するために用いる染色法はどれか。
地域連携クリニカルパスについて誤っているのはどれか。
乏尿をきたすのはどれか。
「若い男性が乗用車を運転中に大型貨物自動車と衝突した」と消防に通報があり、消防指令は直ちに救命救急センターにドクターカーの出動を要請した。ドクターカーが現場に到着したときには閉じこめられていた運転者を救急隊が車外に救出したところであった。
8歳の男児。腹痛を主訴に母親に連れられて来院した。昨日午後の授業中におなかが痛くなり早退した。帰宅したら腹痛は治まり、いつも通り夕食を食べて入眠したが、今朝おなかが痛くて目が覚め、痛みが続くため受診した。急性虫垂炎を鑑別するために患児に尋ねる有用な質問はどれか。
76歳の男性。転倒して頭部を打撲したため長男に伴われて来院した。もともと妻と長男との3人暮らしであったが、6か月前に妻が他界した。それ以降は外出をしなくなり、夜遅くまでテレビを観て過ごすようになっている。炊事や洗濯はしているが生活用品の買い物は長男が会社からの帰りに行っている。3週間前にも食器棚の高い所にある皿を取ろうとして転倒した。妻が他界する前は、自治会の会長を務めていたという。
56歳の男性。健康診断で高血圧を指摘されて来院した。これまでの健康診断では異常を指摘されたことはなかった。喫煙は15本/日を35年間。初診時の血圧は162/102mmHg。精密検査の結果、本態性高血圧症と診断された。担当医は患者に選択できる治療法とそれぞれの利益と不利益とについて説明した後、降圧薬による治療が望ましいと説明した。
75 歳の男性。呼吸困難と起坐呼吸とを主訴に来院した。3年前から高血圧症、弁膜症および脂質異常症で自宅近くの医療機関を定期受診していた。1間前から咽頭痛および発熱の症状があり、その後、階段昇降時に息切れを自覚し、徐々に起坐呼吸の状態となった。
42 歳の女性。繰り返す回転性めまいを主訴に来院した。昨日の朝、起床時に激しい回転性のめまいを自覚した。じっとしていると数十秒で止まったが、洗濯物を干すときと就寝時に再燃した。発作時に難聴や耳鳴りはなかったという。今朝も起床時に同様のめまいが出現したため来院した。眼振検査で頭位変換眼振を認める。純音聴力検査は正常である。他に神経症状を認めない。最も考えられるのはどれか。
28歳の女性。風疹ワクチン接種を希望して来院した。第1子妊娠中に風疹抗体価が陰性であることが判明した。第2子の挙児希望があり、現在は妊娠していない。内服薬や出血傾向をきたす基礎疾患はない。風疹ワクチンの適切な投与経路はどれか。
23 歳の男性。睡眠障害と全身倦怠感とを主訴に産業医を訪れた。3か月前に就職し、1か月前から易疲労感を自覚するようになり、夜間十分に眠っても日中に強い眠気を感じるようになった。2週間前から食欲が低下し、やる気が起きないことが続き、仕事上の小さなミスも増えておりストレスが多いと感じている。産業医に自分の状況を相談した。相談を受けた産業医の対応として最も適切なのはどれか。
78 歳の男性。呼吸困難を主訴に夜間救急外来を受診した。呼吸困難のために病歴は十分に得ることができない。家族の話によると、5年前から自宅近くの診療所で在宅酸素療法が導入されており、1L/分の酸素を吸入している。来院時は、酸素ボンベを持参している。
43 歳の女性。1か月前の健康診断で異常を指摘され来院した。健診の報告書を示す。患者への説明として誤っているのはどれか。
52歳の女性。耳鳴りを主訴に夫に伴われて来院した。現病歴:2か月前から毎晩就寝時に心臓の鼓動が耳や頭の中でドクドクと響くように感じ、次第に寝付けなくなった。耳鼻咽喉科を受診したところ「耳鏡検査や聴力検査に異常はないので様子をみるように」と説明された。その後も改善がみられないため脳神経外科を受診したが「診察で神経学的所見に異常はなく脳血管障害の可能性は低いので再診は必要ない」と説明された。
62 歳の男性。右下肢の痛みを主訴に来院した。現病歴:半年前から散歩の際に右下肢の疲れやすさを自覚していた。か月前から 15 分程度の平地歩行で右下肢の痛みが出現するようになった。しばらく立ち止まっていると痛みが軽快して再び歩くことができた。様子をみていたが同様の症状が続くため受診した。
61 歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。現病歴:1週間前から立ち上がるときにふらつきがあった。意識が薄らぐように感じるが消失することはない。悪心、胸痛、呼吸困難、動悸、頭痛、耳鳴り及び難聴はない。この数日ふらつきがひどくなっていることに加え、2日前から便が黒色になっているため、心配して受診した。