深部静脈血栓症のリスクファクターでないのはどれか。
下肢の深部静脈血栓のリスクファクターとなるのはどれか。3 つ選べ。
周術期の肺塞栓症に対する予防法として正しいのはどれか。
異常がなければ高い確率で肺血栓塞栓症を否定できる検査はどれか。2つ選べ。
周術期合併症の肺血栓塞栓症について誤っているのはどれか。
深部静脈血栓症の発症リスクとなるのはどれか。2つ選べ。
妊娠中の深部静脈血栓症の原因として最も注意すべきなのはどれか。
54歳の女性。3日前に子宮筋腫のため子宮摘出術を受け入院中である。本日、洗面所で洗顔していたところ突然呼吸困難が生じ、持続している。咳嗽はない。胸痛はない。喫煙歴はない。
69 歳の女性。呼吸困難と胸痛とを主訴に来院した。1時間前から突然、呼吸困難と胸痛が出現した。様子をみていたが、30分以上症状が軽快しないため来院した。既往歴に特記すべきことはない。自宅の修繕のため、ここ数日は夜間に自家用車の中で睡眠をとっていた。
75歳の男性。呼吸困難を主訴に受診した。現病歴:3日前に飛行機で1泊2日の旅行をし、2日前に帰宅した。機内では約3時間座っていた。帰宅した翌日に右下肢のむくみと痛みが出現した。受診日の朝起床後に急に労作時の息切れが出現したため、受診した。受診時、呼吸困難を訴えている。
29 歳の女性(1妊1産)。分娩後1日で入院中である。妊娠 38 週0日で骨盤位のため帝王切開分娩となった。術中出血量は 800 mL で術中術後の経過は順調であった。術後の初回歩行を開始したところ、突然の呼吸困難と胸痛とを訴えた。
58歳の男性。息苦しさと左胸部痛を主訴に救急車で搬入された。現病歴:30分前に職場でデスクワーク中、突然の息苦しさと左胸部全体の痛みが出現した。症状が強く、職場の同僚が救急車を要請した。既往歴:特記すべきことはない。生活歴:喫煙歴はない。飲酒はビール 350 mL/日。家族歴:父親が胃癌で死亡。
58歳の女性。入院中に突然の呼吸困難と左前胸部痛とを訴えた。3日前に自宅火災で下半身にⅡ度20%の熱傷を負い、ベッド上で治療を継続していた。今朝、突然、呼吸困難と左前胸部痛が出現した。
65 歳の女性。昨日、腰椎固定術を腹臥位で施行された。朝食のため看護師がベッドを座位にしたところ、突然患者が呼吸困難と胸痛を訴え意識レベルが低下した。気管挿管され ICU に入室し人工呼吸を開始した。身長 152 cm、体重 70 kg。心拍数 130/分、整。血圧 80/40 mmHg。
28歳の女性。左ふくらはぎの腫脹と疼痛を主訴に来院した。3日前から症状があったが痛みが増強してきたことに加え、労作時息切れも出現したため受診した。自然流産を3回繰り返している。家族歴に特記すべきことはない。