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胃体部進行癌が浸潤しにくいのはどれか。

45歳の女性。腹部膨満感と胆汁様消化液の嘔吐とを主訴に来院した。2か月前に胃癌による癌性腹膜炎と診断され、本人と家族とに数か月の予後と告知されていた。2週前から腹痛に対しオピオイドが投与されており、1週前から排便や排ガスがなくなり、時々、胆汁様消化液の嘔吐がある。るいそうが目立ち、腹部は膨満し、腸雑音が減弱している。

第110回 A問題 30問目 - 110A30

110A消化器疾患(消化管)胃癌腹部CT検査食欲不振腹部膨満

75歳の男性。食欲不振と腹部膨満感とを主訴に来院した。1年前に進行胃癌で胃全摘術を受けている。術後に抗癌化学療法が行われたが、その後は通院していなかった。3週前から少しずつ食欲不振と腹部膨満感とを認め、2日前から急激に増悪した。食事摂取量は低下していたが、排便と排ガスは認めていた。

第114回 A問題 34問目 - 114A34

114A消化器疾患(消化管)胃癌腹部CT検査水腎症

84歳の男性。全身倦怠感と尿量の減少を主訴に来院した。3年前に胃癌の診断で幽門側胃切除術を受けたが、2年前から受診を中断している。3週前から全身倦怠感が出現し、5日前から尿量が減少したため受診した。

第110回 A問題 36問目 - 110A36

110A消化器疾患(消化管)胃癌ダンピング症候群低血糖

62歳の男性。胃切除術後の定期受診のため来院した。3か月前にIb期の胃癌にて幽門側胃切除術、Billroth Ⅰ法再建術を受け、1か月ごとに定期受診していた。経口摂取量は徐々に増加している。最近週に3、4回、食後数時間後に全身倦怠感、冷汗および手の震えを感じるようになった。

第111回 B問題 42問目 - 111B42

111B胃癌緩和医療薬剤・薬理学

77歳の女性。持続性の上腹部痛を主訴に来院した。3か月前から食欲不振を認め、精査の結果、胃癌とその肝転移であると診断された。抗癌化学療法などの積極的な治療を希望せず、経過観察することとなった。3週間前から上腹部痛が出現し、次第に増強した。外来で非ステロイド性抗炎症薬が投与され一時的に疼痛は軽減したが、2日前から再び増悪したため受診した。

第112回 E問題 48-49問目 - 112E48-49

112E必修問題胃癌誤嚥性肺炎周術期管理

74 歳の男性。全身倦怠感と食欲低下の精査で指摘された胃癌の手術のため入院した。現病歴：2か月前から全身倦怠感を自覚していた。1か月半前から食欲低下があり、3週間前から腹部膨満感が出現したため、かかりつけ医から紹介されて受診した。上部内視鏡検査で幽門部に腫瘍病変と幽門狭窄とを指摘され、胃癌の確定診断を得たために手術を目的に入院した。昨夜嘔吐した後から咳嗽が続いている。

第117回 A問題 51問目 - 117A51

117A胃癌栄養管理腹部CT検査

76 歳の女性。悪心と嘔吐を主訴に来院した。 3 か月前から悪心を自覚していた。その後嘔吐がはじまり、食事を摂取しなくても嘔吐するようになったため受診した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴と飲酒歴はない。身長 150 cm、体重 37 kg。脈拍 68/分、整。血圧 110/60 mmHg。呼吸数 14/分。上腹部正中に径10 cm の辺縁不整な腫瘤を触知する。

第110回 G問題 60-62問目 - 110G60-62

110G消化器疾患(消化管)消化管造影検査胃癌消化管内視鏡検査心窩部痛

78歳の男性。胃病変の精査と治療とを希望して来院した。現病歴：2年前から心窩部痛を自覚していた。自宅近くの診療所で上部消化管造影検査を受け、異常を指摘されたため紹介されて受診した。上部消化管内視鏡検査で同様に異常所見を認め、4か所の生検のうち1か所は組織診断分類Group5で、手術適応と考えられた。

第112回 D問題 60問目 - 112D60

112D消化器疾患(消化管)胃癌血便消化管出血

66歳の男性。黒色便を主訴に来院した。今朝、排便したところタール状の下痢便であったため受診した。意識は清明。身長 168 cm、体重 56 kg。体温 36.2 ℃。脈拍 88/分、整。血圧 102/70 mmHg。呼吸数 14/分。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。

第113回 F問題 65問目 - 113F65

113F消化器疾患(消化管)胃癌

52歳の男性。人間ドックの上部消化管内視鏡検査で胃前庭部に2cmの胃癌を指摘され受診した。治療方針の決定に有用なのはどれか。2つ選べ。

第115回 A問題 65問目 - 115A65

115A消化器疾患(消化管)胃癌消化管内視鏡検査食欲不振体重減少

47歳の女性。食欲不振を主訴に来院した。2か月前から立欲が低下し、体重が3kg減少したため受診した。意識は清明。身長 156cm、体重 46kg。体温36.0℃。脈拍 80/分。整。血圧128/72mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頚部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。

第117回 A問題 65問目 - 117A65

117A消化器疾患(消化管)病理画像胃癌消化管内視鏡検査心窩部痛免疫染色

56 歳の女性。心窩部痛を主訴に来院した。半年前から心窩部に違和感があり、持続するため受診した。既往歴に特記すべきことはない。身長 162 cm、体重61 kg。眼瞼結膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。

第114回 F問題 69-71問目 - 114F69-71

114F消化器疾患(消化管)病理画像胃癌消化管内視鏡検査ピロリ菌細菌

76 歳の女性。胃癌の治療のため来院した。現病歴：健康診断の上部消化管内視鏡検査と生検で胃癌と診断されたため治療の目的で受診した。同健康診断で血中 Helicobacter pylori 抗体陽性を指摘された。既往歴： 20 年前から高血圧症で自宅近くの診療所に通院中。生活歴：夫と長女の家族と暮らしている。喫煙歴と飲酒歴はない。家族歴：父親が心筋梗塞。母親が胃癌。