妊娠初期の経腟超音波像を別に示す。分娩予定日を決定するために有用な計測部位はどれか。
38 歳の初妊婦。妊娠 24 週に急激な腹囲の増大と体重増加を主訴に来院した。体外受精 - 胚移植〈IVF-ET〉で妊娠した。妊娠初期の超音波検査で 1 絨毛膜 2 羊膜性双胎と診断されている。
31歳の1回経産婦。妊娠 32 週日。性器出血を主訴に妊婦健康診査を受けてい る周産期母子医療センターに来院した。10 日ほど前にも少量の性器出血があり、3日間の自宅安静で軽快したという。本日自宅で夕食作りをしていたとき、突然、性器出血があり、慌てて受診した。
双胎妊娠の超音波検査の結果を別に示す。2絨毛膜2羊膜性双胎と判断できるのはどれか。2つ選べ。
胎児の超音波断層像を別に示す。胎児推定体重を測定する際に用いるのはどれか。3つ選べ。
28歳の初妊婦。妊娠23週4日、性器出血を主訴に来院した。妊娠初期から妊婦健康診査を受けていたが特に異常は認めなかった。昨夜から下腹部痛を自覚し、今朝性器出血を認めたため心配になり受診した。
生後 4 時間の女児。胎児超音波検査で異常を指摘されていた。在胎 37 週、出生体重 2,850 g で出生した。眼裂斜上と平坦な鼻根部とを認める。胎児超音波像と出生後に撮影した胸腹部エックス線写真とを別に示す。この児に予想される染色体核型はどれか。
42歳の初妊婦。妊娠31週5日。羊水過多のため精査目的で紹介されて来院した。超音波検査で胎児推定体重1,250g、羊水指数(AFI)28.5cm(基準5~25)であり、胎児に房室中隔欠損を認め、心内膜床欠損症が疑われた。
28歳の経産婦(2妊1産)。妊娠31週0日、下腹部痛と性器出血を主訴に来院した。前回の妊娠は、妊娠32週0日で経腟分娩した。身長154cm、体重46kg(非妊時40kg)。体温36.6℃、脈拍72/分、整。胎位は頭位で推定胎児体重は2,000g。子宮に圧痛を認めない。腟鏡診にて腟内に少量の血液付着を認めるが、持続的な出血や羊水流出を認めない。
25 歳の初妊婦(1妊0産) 。妊娠34週4日に周産期管理のため、自宅近くの産科診療所から紹介されて来院した。既往歴、家族歴に特記すべきことはない。身長160cm、体重59kg。体温36.6℃。脈拍80/分、整。血圧120/72mmHg。内診時の帯下ではBTB試験紙の色の変化はなかった。
34歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠32週0日。下腹部痛と性器出血を主訴に来院した。数日前から軽度の下腹部痛があり様子をみていたが、本日朝に少量の性器出血があったため受診した。妊娠30週5日に行われた前回の妊婦健康診査までは、特に異常を指摘されていなかった。
24歳の女性。無月経を主訴に来院した。最終月経から2か月以上次の月経が来ないため、妊娠したと考え受診した。月経周期は 28〜56 日、不整。子宮は前傾前屈、超鵞卵大、軟。尿妊娠反応陽性。双胎妊娠と診断した。経腟超音波像を示す。女性への説明として正しいのはどれか。2つ選べ。