頸髄損傷によって第6頸髄レベル以下の機能が完全に障害されている患者のリハビリテーションで正しいのはどれか。
脳卒中後、早期にリハビリテーションを開始することで予防できるのはどれか。
リハビリテーションについて正しいのはどれか。
用具の写真を別に示す。頸髄損傷によって第6頸髄レベル以下の機能が障害されている患者が使用する自助具はどれか。
脳梗塞で入院した患者に対し、言語聴覚士が評価を行うのはどれか。
38歳の男性。 8か月前に高所から転落して頸髄損傷と診断された。退院に向けたリハビリテーションを施行している。自宅はバリ アフリー改修工事を行った。現在の筋力は徒手筋カテストで両側とも 上腕二頭筋5、撓側手根伸筋5、上腕三頭筋4、深指屈筋0、小指外転筋0である 。体幹筋と下肢筋の随意運動は不可能である。両上肢尺側、体幹および両下肢の感覚は脱失している。…
図に示す装具が適応となる疾患はどれか。2つ選べ。
76歳の男性。左上下肢が動かなくなったため救急車で搬入された。現病歴:朝起床時に体が何となく重かったので、朝食を摂らず約2時間ベッドで休んでいた。トイレに起き上がろうとしたところ、左手で体を支えられないことに気付いた。左足も動きが悪いため、同居する妻が救急車を要請した。
歩行補助具の写真を別に示す。片側下肢に全く荷重させない完全免荷として屋外歩行するのに最も適しているのはどれか。
62歳の男性。左視床出血で入院中である。6週間前に右上下肢の脱力感のために来院し、左視床出血と診断され入院した。入院後の経過は良好で、退院に向けたリハビリテーションを行っている。意識は清明。身長 172 cm、体重 71 kg。血圧 118/78 mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 97 %(room…
78歳の男性。脳梗塞のため入院中である。症状は安定し意識は清明である。左上下肢の運動麻痺がありリハビリテーションを行うことになった。一人暮らしのた め、息子夫婦が住む他県での療養生活を希望している。今後の療養について、施設間の連携を調整するのにふさわしい職種はどれか。
53歳の男性。視床出血後の左片麻痺のため回復期リハビリテーション病棟に入院中である。発症して2か月が経過している。左上肢は前頭部まで挙上できるが、随意運動時に振戦を認める。握力は1kgである。徒手筋力テストで左股関節屈曲・伸展と左膝関節屈曲・伸展の筋力はともに4、左足関節屈曲・伸展の筋力は2。左足クローヌスを認める。左半身の感覚は脱失している。平行棒内での歩行は可能だが、左下肢立脚相に膝関節は過伸…
77歳の女性。突然の意識障害と右片麻痺のため搬入され入院中である。入院1週後では、開眼し視線は合うが自発語はない。口頭命令で閉眼は可能である。時折、唾液でむせる。右上下肢に随意運動を認めず、上腕二頭筋の筋緊張が亢進している。座位の保持には支えが必要である。入院時の頭部MRIの拡散強調像を別に示す。 この時期のケアとして適切なのはどれか。
47歳の男性。頸椎脱臼骨折で入院中である。6週間前に高所で作業中に転落し、第5頸椎脱臼骨折に対して観血的後方固定術が行われた。今回、離床を目指したリハビリテーションを開始することとした。徒手筋力テストでは両側とも上腕二頭筋4、橈側手根伸筋3、上腕三頭筋0、深指屈筋0である。体幹筋と下肢筋の随意運動は不可能。両上肢尺側、体幹および両下肢の感覚は脱失している。適切な対応はどれか。2つ選べ。
73歳の女性。右殿部から膝の痛みを主訴に来院した。現病歴:60歳ごろから立ち上がる動作や長時間の立位や歩行をした際に右殿部から膝の痛みを自覚していた。2年前には右膝に右手を置いて歩行するようになったために自宅近くの整形外科診療所を受診し、エックス線写真で右股関節の変形を指摘されたが通院はしていなかった。3か月前から痛みが増悪して歩行がさらに困難になり、屋内の伝い歩きは可能なものの外出ができなくなっ…
70歳の女性。脳梗塞後に右片麻痺が残存し、回復期リハビリテーション病院に入院中である。8週間前に右上下肢の脱力を自覚し、左内包梗塞の診断で急性期病院で保存的治療を受け、2週間前に回復期リハビリテーション病院に転院した。意識は清明。血圧116/70mmHg。右利き。右上肢は痙縮のため肘関節屈曲90度、手指屈曲位であり、他動的に伸展は可能だが、全可動域で抵抗を感じる。手指の随意運動は認めない。徒手筋力…