がん検診に用いられる検査と対象疾患の組合せで正しいのはどれか。
がん検診を規定している法律はどれか。
22歳の女性。子宮頸がん検診の細胞診で、軽度異形成〈子宮頸部上皮内腫瘍〉疑いとされ精査目的で来院した。子宮がん検診を受けたのは今回が初めてである。内診および経腟超音波検査で子宮と卵巣に異常を認めない。腟鏡診では、子宮腟部に肉眼で異常を認めない。この患者でまず行うのはどれか。
10か月の乳児。乳幼児健康診査の結果を示す。身長 70 cm、体重 8,330 g、頭囲 40 cm、胸囲 43 cm。Kaup 指数はどれか。
43 歳の女性。1か月前の健康診断で異常を指摘され来院した。健診の報告書を示す。患者への説明として誤っているのはどれか。
28歳の男性。本人から面談の申し出があり産業医を訪れた。職場でストレスチェックを行った際、高ストレス者として選定され、面談指導が勧奨されたという。3か月前に実施した定期健康診断では身長 172 cm、体重 65 kg。血圧 136/88…
じん肺法に基づく健康診断で必ず実施されるのはどれか。
特定健康診査で必須の項目はどれか。2つ選べ。
母子保健法に規定されている児の健康診査の時期で正しいのはどれか。2つ選べ。
35歳の男性。1か月前の職場の健康診断で血液検査の異常を指摘されて来院した。自覚症状はないが、最近は仕事が忙しく睡眠不足気味であった。既往歴に特記すべきことはない。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
13 歳の男子。学校心臓検診で心電図異常を指摘され、父親に連れられて受診した。自覚症状はない。脈拍 76/分、不整。血圧 110/74 mmHg。心エコー検査所見に異常を認めない。心電図を別に示す。この心電図にみられる期外収縮は運動により消失した。Holter 心電図検査において期外収縮の連発を認めなかった。患児および父親への説明として正しいのはどれか。
50歳の男性。職場の定期健康診断を受けた結果、高血圧を指摘された。その結果を踏まえたトータルヘルスプロモーションプラン〈THP〉に含まれないのはどれか。
9~10か月健康診査で行われる項目はどれか。3つ選べ。
60歳の男性。健康診断で赤血球増多を指摘され来院した。喫煙歴は20本/日を40年間。身長172cm、体重65kg。眼瞼結膜は充血、眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球620 万、Hb 19g/dL、Ht 55%、白血球8,800…
62歳の女性。便潜血の精密検査を目的に来院した。便潜血検査による検診を受け、1日目が陽性、2日目が陰性であったため、精密検査が必要と判定されて受診した。友人から「内視鏡検査は苦痛だ」と聞いており、内視鏡検査を受けることを躊躇している。便通は毎日あり、便柱狭小化はない。最近数年間で体重の明らかな増減はない。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒。大腸癌の家族歴はない。身長 155…
22歳の男性。就職時の健診で尿糖陽性を指摘され来院した。健診では、他の異常は認められなかった。健診時は朝食後に検査を受けたという。家族歴に特記すべきことはない。喫煙歴と飲酒歴はない。身長 170 cm、体重 62 kg。脈拍 72/分、整。血圧 118/70 mmHg。経口グルコース負荷試験<75 g OGTT>の結果を示す。
42 歳の男性。健康診断で異常を指摘されたため受診した。既往歴、家族歴に特記すべきことはない。喫煙歴は 20 本/日を 13 年間。飲酒はビールを 500 mL/日。身長 167 cm、体重 78 kg、腹囲 104 cm。体温 36.4 ℃。脈拍 68/分、整。血圧138/76 mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液生化学所見:総蛋白 7.5 g/dL、アルブミン 4.2…
61 歳の女性。乳がん検診のマンモグラフィで異常を指摘されたため来院した。左右の乳房に腫瘤を触知しない。乳房超音波検査で不整形、境界不明瞭で内部に点状の高エコースポットを伴う低エコー領域を認める。マンモグラムを別に示す。次に行うのはどれか。
1歳6か月の男児。定期健康診査で来院した。在胎40週、身長50cm、体重3,100g、正常分娩で出生した。歩行は可能だが三輪車には乗れない。積み木を2、3個積める。スプーンを使った一人での食事はできない。排尿したことを伝えない。人見知りをして、親から離れて遊ぶことができない。単語を数語話すが、二語文や自分の年齢は言えない。声かけにすぐ反応するが、簡単な命令に対する行動はなく、聞かれた絵を指で示せな…
65歳の女性。検診のマンモグラフィで異常陰影を指摘され来院した。右乳房に長径2cm の腫瘤を触知する。腫瘤は円形、弾性硬で、可動性は良好で圧痛を認めない。乳頭からの分泌物を認めない。マンモグラムを別に示す。乳房超音波検査で辺縁不整な低エコー腫瘤像を認める。次に行うべき検査はどれか。
40歳の女性。特定健康診査を受けた。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はない。飲酒は日本酒5合/日である。身長148cm、体重65kg。BMI 29.6。腹囲92cm。体温36.4℃。脈拍72/分、整。血圧128/68mmHg。血液所見(空腹時):赤血球352万、Hb 9.8g/dL、Ht 32%、白血球9,200。血液生化学所見:総蛋白6.4g/dL、アルブミン2.8g/dL、AST…
65歳の男性。健診の胸部エックス線写真で異常陰影を指摘されて来院した。18歳から35歳まで工場でボイラーの点検保守を行っており、その後は農業に従事している。喫煙は 25 本/日を 40 年間。身長 163 cm、体重 72 kg。体温 36.3 ℃。脈拍 72/分、整。血圧 102/68 mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 98 % (room…
58歳の女性。健康診断で異常を指摘されたため来院した。自覚症状はない。飲酒歴はない。輸血歴はない。身長152cm、体重72kg。血圧152/84mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。神経診察で異常を認めない。血液所見:赤血球385万、Hb 12.5g/dL、Ht…
65歳の女性。便潜血陽性を指摘され来院した。現病歴:職場の健康診断で便潜血陽性を指摘され精査目的で受診した。便通異常の自覚はない。既往歴:55歳時から高血圧症のため内服治療中であり、60歳時から糖尿病のためインスリン治療を受けている。生活歴:事務職で在宅勤務をしている。家族歴:父親が75歳時に大腸癌の手術を受けた。
42歳の男性。職場の健康診断で異常を指摘されて来院した。現病歴:20歳代の頃は体重 68 kg程度であったが、32歳での結婚を機に徐々に増加し、特にこの3年で 10 kg増加した。現在の体重は過去最大である。既往歴:特記すべきことはない。生活歴:喫煙歴はない。飲酒はビール 500 mL/日。仕事は事務作業で通勤以外の運動習慣はない。家族歴: 父親が糖尿病、高血圧症、脳梗塞。現症: 意識は清明。身長…
23歳の女性。入社時の健康診断の胸部エックス線写真で異常陰影を指摘されたため産業医から紹介受診となった。自覚症状はない。喫煙歴はない。胸部エックス線写真を別に示す。次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。
44歳の女性。人間ドックで肝機能障害を指摘され来院した。輸血歴、飲酒歴、家族歴に特記すべきことはない。眼球結膜に黄染を認めない。血液所見:赤血球496万、Hb 14.8g/dL、Ht 44%、白血球5,200、血小板25万。血液生化学所見:総蛋白7.5g/dL、アルブミン3.9g/dL、AST 26U/L、ALT 32U/L、ALP 238U/L(基準38~113)、γ-GT…
65歳の男性。人間ドックで顕微鏡的血尿を指摘され来院した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を40年間。飲酒は日本酒を1合/日程度。尿所見:蛋白(-)、潜血1+、沈渣に赤血球 10〜20/1視野。次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。