Lambert-Eaton 症候群を合併する腫瘍として最も頻度が高いのはどれか。
胸部CTを別に示す。矢印で示す陰影を呈する疾患について正しいのはどれか。
小細胞肺癌で高値を示すのはどれか。
右肺尖に発生した肺癌の患者に、右側のみ眼瞼下垂を認める。他にみられる可能性の高い徴候はどれか。2つ選べ。
65歳の男性。胸部エックス線写真で異常陰影を認める。胸部CTで左上葉の径5cmの腫瘤を認め、大動脈下リンパ節は径6cmに腫大している。気管支鏡検査で左上葉の腫瘤は肺小細胞癌と診断された。みられる可能性が高い症候はどれか。
72歳の男性。肺がん検診で胸部異常陰影を指摘され来院した。胸部エックス線写真と胸部造影CTを別に示す。この患者で認められる可能性が高い症状はどれか。
76歳の男性。血痰と腰痛を主訴に来院した。1か月前から腰痛が出現し次第に増強し、3日前から喀痰に血液が混じるため受診した。喫煙は74歳まで20本/日を54年間。意識は清明。身長165cm、体重56kg。体温36.2℃。脈拍76/分、整。血圧140/76mmHg。呼吸数16/分。SpO₂ 97%(room air)。食欲は良好。
65歳の男性。胸部エックス線写真で右中肺野に異常陰影を指摘されて受診した。5年前から間質性肺炎を指摘されている。1年前に急性増悪で入院し、その後、外来で副腎皮質ステロイドの内服治療を受けていたが、ここ1年は症状が安定していたため、自己判断で内服を中断し受診していなかった。
肺腺癌において上皮成長因子受容体(EGFR)の遺伝子変異と強く関連する因子はどれか。
74歳の女性。胸部エックス線で異常陰影を指摘され来院した。3年前に直腸癌に対する手術を施行され、経過観察中である。昨年は異常を指摘されていない。胸部エックス線写真及び胸部造影CTを別に示す。 診断確定のために最も有用な検査はどれか。
73歳の男性。健診で胸部エックス線写真の異常陰影を指摘されて受診した。65歳から高血圧症で内服治療中。喫煙歴は 20 本/日を 50 年間。気管支内視鏡下擦過細胞診で腺癌と診断された。FDG-PET では腫瘤に一致して集積を認める。他の部位には異常集積を認めない。胸部エックス線写真 正面及び胸部CTを別に示す。治療方針を決定するために行うべき検査はどれか。
46 歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。1か月前から胸部違和感と労作時呼吸困難とを自覚していたが、徐々に増強するため来院した。1週間前までは胸部にヒューヒューという音がしていたが、現在は消失しているという。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は 40 本/日を 26 年間。胸部エックス線写真を示す。異常所見の原因として最も可能性が高いのはどれか。
62歳の男性。意識障害を主訴に来院した。1か月前から咳嗽が出現し、血痰を認めたため5日前に受診した。喫煙は40本/日を42年間。心臓ペースメーカ植込み術を受けている。
50歳の男性。咳嗽を主訴に来院した。2か月前から咳嗽があり、他院で肺炎と診断され抗菌薬を処方されたが改善しないため受診した。喫煙は 40 本/日を30年間。
76歳の男性。肺癌治療のため入院中である。根治術として、右肺下葉切除およびリンパ節郭清術を施行された。胸腔ドレーンからの軽度の空気漏れが手術直後から観察されたが、胸部エックス線写真では肺の膨張に問題はなかった。術後3日目、胸腔ドレーンからは依然空気漏れを認めている。手術直後の胸部エックス線写真及び術後3日目の胸部エックス線写真を別に示す。この患者で認められる所見はどれか。
68歳の男性。左肩痛を主訴に来院した。2か月前に左肩痛が出現し、増悪したため受診した。喫煙歴は30本/日を40年間、2年前から禁煙している。脈拍60/分、整。血圧120/88mmHg。呼吸数16/分。
72歳の男性。肺がん検診で胸部異常陰影を指摘され来院した。左肺上葉に径25mmの結節影を認め、臨床病期IA期の原発性肺腺癌と診断された。心機能が低下しているため、手術療法は困難と判断され、根治目的に放射線治療を施行した。治療終了3か月後の有害事象として認められる可能性が高いのはどれか。
67歳の男性。咳嗽を主訴に来院した。1か月前から乾性咳嗽が続くため自宅近くの診療所を受診したところ、胸部異常陰影を指摘され受診した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は30本/日を45年間。
72歳の女性。咳嗽を主訴に来院した。1か月前から咳嗽が出現し、自宅近くの診療所で投薬を受けたが改善しないため受診した。喫煙は20本/日を50年間。身長150cm、体重50kg。体温36.5℃。脈拍72/分、整。血圧104/80mmHg。呼吸数18/分。SpO2 94%(roomair)。呼吸音は右側でやや減弱している。
67 歳の女性。健康診断で胸部エックス線写真の異常陰影を指摘され、精査目的に来院した。喫煙歴は 25 本/日を 47 年間。体温 36.4 ℃。脈拍 64/分、整。血圧 124/76 mmHg。呼吸数 16/分。SpO₂ 97 %(room air) 。
70歳の男性。肺癌の治療で入院中である。肺癌にて右肺下葉切除術、縦隔リンパ節郭清術が施行された。術後1日目に食事を開始し、術後2日目に約 1,000 mLの白色混濁した胸水が胸腔ドレーンから排出された。胸水中トリグリセリド 150mg/dL。対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
66歳の女性。後頸部痛の増強と左上肢のしびれとを主訴に来院した。進行肺腺癌に対して外来で抗癌化学療法を施行している。以前から頸胸椎転移による後頸部痛があり、抗癌化学療法と併行してアセトアミノフェンとオキシコドンによる疼痛治療を受けていた。良好な疼痛緩和が得られていたが、2週間前に後頸部痛の増強 と新たに左上肢のしびれが出現し、睡眠も妨げられるようになったため受診した。
76 歳の女性。嗄声を主訴に来院した。3 か月前から声がかすれることに気付いた。様子をみていたが症状が改善しないため受診した。高血圧症、脂質異常症で自宅近くの診療所に通院中である。喫煙は 10 本/日を 40 年間。2 年前から禁煙している。
65歳の男性。咳嗽を主訴に来院した。1か月前から乾性咳嗽が続いている。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20 本/日を 40 年間。胸部エックス線写真で異常陰影を認める。喀痰細胞診で腺癌細胞を認める。胸部CTで縦隔リンパ節の腫大を認めない。頭部 MRI で脳転移を認めない。肺野条件の胸部 CTと FDG-PET の全身像とを別に示す。適切な治療法はどれか。
68 歳の女性。喀血を主訴に来院した。気管支内視鏡像を別に示す。図の①〜④について、正しいのはどれか。3つ選べ。
58歳の女性。血痰を主訴に来院した。現病歴:数年前から咳嗽、喀痰および労作時呼吸困難を自覚していたが、喫煙習慣が原因と自己判断し受診はしていなかった。数日前から喀痰に鮮血が混じるようになったため受診した。