インシデントレポートで正しいのはどれか。
吐血よりも喀血を示唆する所見はどれか。
医師の職業倫理に反するのはどれか。
胎児期に血液酸素飽和度が最も低いのはどれか。
診療録における SOAP の A に該当するのはどれか。
感染性心内膜炎を示唆する皮膚所見はどれか。
高齢者総合機能評価〈CGA〉において、復唱を用いて評価するのはどれか。
Which of the following diseases needs airborne precautions?
妊娠高血圧症候群の重症化の指標となるのはどれか。
2016 年および 2019 年に行われた国民生活基礎調査で、病気やけが等で自覚症状がある人数を人口 1,000 人比で求めた有訴者率を、性別と症状別にグラフに記したものを別に示す。A の症状はどれか。
患者の訴えのうち、抑うつ状態が最も考えられるのはどれか。
処方箋について正しいのはどれか。
病歴聴取で、家族内に同じ疾患の患者が存在することが、診断に最も有用な疾患はどれか。
介護保険の強制加入の開始年齢はどれか。
瘙痒をきたしにくいのはどれか。
緊張性気胸で認める所見はどれか。
医療面接における傾聴で正しいのはどれか。
治療薬物モニタリング〈TDM〉の対象となる抗菌薬はどれか。
肺低形成を合併する胎児疾患はどれか。
失神をきたしうる疾患と失神の誘因との組合せで誤っているのはどれか。
我が国の医療保険制度について正しいのはどれか。
治療薬の効果に関するランダム化比較試験の試験参加について被験者の同意を取得したとみなされるのはどれか。
糸球体濾過量〈GFR〉について正しいのはどれか。
月経は何を排出するために起きているか。
リスボン宣言の内容で誤っているのはどれか。
86 歳の女性。10 年前に脳梗塞を発症して寝たきりとなった。重度の認知症があり、自宅で家族が介護してきたが、四肢関節の拘縮が徐々に進行し、最近は体位変換も困難である。訪問診療に訪れたところ、和室の布団に右側臥位で寝ている。股関節は 90 度屈曲位で拘縮しており、うなり声をあげている。
35 歳の男性。血尿を主訴に来院した。昨日初めてフルマラソンを完走し、その3 時間後から尿の色が赤黒くなり持続している。下肢の筋肉痛があるが、その他の症状はない。既往歴に特記すべきことはない。身長 170 cm、体重 68 kg。脈拍72/分、整。血圧 132/60 mmHg。胸腹部に異常を認めない。両下肢全体に圧痛を認める。
82歳の女性。発熱を主訴に家族に連れられて来院した。誤嚥性肺炎の診断で入院となった。Alzheimer型認知症があり、食事のむせこみで頻回の誤嚥性肺炎の既往がある。肺炎のため2週間前に入院し、肺炎は改善したが ADL が低下したため現在は全介助の状態である。認知機能障害のため嚥下訓練も進まず胃瘻の造設を検討することになった。
76 歳の女性。高血圧と慢性心不全のため入院していた。退院後は自宅近くの診療所に通院し、かかりつけ医の指導により自宅で毎朝体温、脈拍、血圧および体重の測定を行い、下腿浮腫の有無を確認している。体液の過剰状態を早期に判断するために最も信頼度が高い項目はどれか。
40 歳の女性。心窩部痛を主訴に来院した。医療面接で解釈モデルを把握するための質問はどれか。
65 歳の女性。発熱を主訴に来院した。 2 日前から悪寒を伴う 39 ℃台の発熱と右顔面の痛みが出現したため受診した。鼻閉や鼻汁はない。
18 歳の男子。鼻出血を主訴に来院した。自宅で特に誘引なく鼻出血が出現し、タオルで鼻を押さえて受診した。 1 週間前に行われた大学の健康診断で異常は指摘されなかった。
49歳の男性。病期Ⅳの大腸癌で抗癌化学療法のため入院した。以下のように家族に関する情報を得た。「既婚です」「子供が3人おり、上から男、男、女です」「長男は遠方で就職しており、私は妻と下の2人の子供と同居しています」「父は胃癌で72歳のときに亡くなりました」「母は脳卒中で60歳のときに亡くなりました」「4人の兄弟姉妹で上から兄、姉、私、弟です」家系図を別に示す。
ある病棟で研修医 A が担当患者数名の採血のために、 1 つのトレイで全員分の採血管を運び採血を行った。しかし、指導医がそのうち 2 名の患者の検査結果がそれぞれの病状経過に沿わないことに気付き、研修医 A に再検査( 2 回目の採血)を指示した。結果として、研修医 A が 1 回目の採血の際に 2 名の患者の採血管を取り違えたことが明らかとなった。
60 歳の男性。右上肢筋力低下を主訴に来院した。徒手筋力テストで、前腕回外位で右肘屈曲させたところ、重力に抗して全可動域の運動が可能であったが、軽い抵抗が加わると不可能であった。右肘屈曲(上腕二頭筋)の徒手筋力テストの評価はどれか。
36 歳の男性。全身けいれんのため救急車で搬入された。来院時にはけいれんは消失していた。15 歳からてんかんの既往があり、抗けいれん薬を処方されていた が、2 か月前から服薬を自己中断していた。
18 歳の女子。呼吸困難を主訴に救急外来を受診した。通学途中に満員のバスの中で急に息苦しく、呼吸が促迫になった。パニック障害で自宅近くの診療所に通院しているが、 それ以外の基礎疾患はない。
67 歳の男性。腹部膨満感、右季肋部痛およびふらつきを主訴に来院した。半年以上前から右季肋部痛を自覚していたが、3 か月前から痛みが増強するとともに腹部膨満感が出現、1 か月前から黒色の軟便が見られるようになり、2 週間前からふらつきが強まった。ここ 3 か月で体重が 5 kg 減少している。
75 歳の男性。複視と眼瞼下垂を主訴に来院した。昨夜、入眠中に突然出現した激しい頭痛のために覚醒し、頭痛は 1 時間持続した。今朝になって複視と右眼の開眼困難に気付いた。これまでに慢性的な頭痛の既往はない。
70 歳の男性。肺炎で入院加療を受けている。肺炎が治癒したため、自宅に退院予定であった。担当医が早朝に診察するために病室に入ったところ、点滴チューブの結合部が外れ、床面に逆流した血液が溜まっているのを発見した。患者の状態を確認したところ、既に患者の下顎に死後硬直を認め、死亡確認を行った。この状況で次に行うべき適切な対応はどれか。
28 歳の男性。腹痛を主訴に来院した。現病歴:昨日から臍部を中心とした腹痛が出現し、その後、悪心、食欲不振を伴うようになった。今朝になって痛みが右下腹部に移動し、悪化したため受診した。既往歴 : 5 歳時に右鼠径ヘルニアで手術。
38 歳の男性。食欲不振、腰痛および背部痛を主訴に来院した。現病歴:半年前から胸やけと食欲不振、腰痛を自覚していた。 2 か月前から背部痛と呼吸困難が出現し、自宅近くの診療所を受診した。上部消化管内視鏡検査で胃体部に進行胃癌を認め、精査と治療のため入院となった。腰痛はみられるが、ADL は自立し歩行可能である。
59 歳の男性。倦怠感、悪心、嘔吐および発熱を主訴に来院した。現病歴:昨日から倦怠感を自覚していたが、本日、悪心、嘔吐および悪寒戦慄を伴う発熱が出現し、体動困難となったため救急外来を受診した。
39 歳の女性。動悸と息切れを主訴に来院した。現病歴:半年前から月経量が増え、 3 か月前から階段昇降時に動悸と息切れを自覚するようになったため受診した。
65 歳の女性。呼吸困難を主訴に来院した。現病歴:1 時間前、自転車で走行中に転倒した。左胸部を強打し、直後から呼吸困難、胸痛および血痰が出現した。当初、痰にわずかに血が混じる程度であったが、徐々に出血の量と回数が増加し呼吸困難も増悪したため、救急外来を受診した。