高齢者の誤嚥予防に有効なのはどれか。
高齢者において霰粒腫との鑑別を要するのはどれか。
低栄養が疑われる高齢者(BMI 18kg/m2、6か月で3kgの体重減少)で腎障害がない場合の栄養管理として適切でないのはどれか。
高齢者の入浴中の事故の予防で正しいのはどれか。
降圧薬を服用中の高齢患者から「時々、薬を飲み忘れます」と申告があった。 この患者の服薬アドヒアランスの把握と指導のために最も有用なのはどれか。
高齢者虐待防止ネットワークの構築に中心的役割を果たす機関はどれか。
眼の加齢による調節力の低下に関与するのはどれか。
高齢者総合機能評価〈CGA〉において、復唱を用いて評価するのはどれか。
高齢者で初発するてんかんの原因として最も頻度が高い変性疾患はどれか。
高齢者の高血圧症の特徴でないのはどれか。
加齢に伴う変化について正しいのはどれか。
嚥下機能検査にて経口摂取が可能であると判断された誤嚥性肺炎の既往を持つ高齢者への対応として適切でないのはどれか。
老人性難聴の発症に最も関連が深いのはどれか。
高齢者で誤嚥を疑う所見として誤っているのはどれか。
高齢者における高血圧症について正しいのはどれか。
女性において若年より高齢で検査値が上昇するのはどれか。
加齢に伴い観察されるのはどれか。
高齢者の嚥下障害の原因とならないのはどれか。
高齢者の個性と尊厳を尊重する介護の在り方について適切なのはどれか。
高齢者の嚥下障害について正しいのはどれか。
脊椎の加齢性変化について正しいのはどれか。
加齢に伴う筋力の低下、関節や脊椎の病気および骨粗鬆症などによる運動器の障害のため移動機能の低下をきたし、要介護となる状態やそのリスクの高い状態を表す概念はどれか。
高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律で規定される養護者による行為で、高齢者虐待にあてはまらないのはどれか。
高齢者の多剤処方(ポリファーマシー)への対応として適切でないのはどれか。
フレイルの予防策として誤っているのはどれか。
数日間で進行する高齢者の意識障害の原因として可能性が低いのはどれか。
高齢者総合機能評価の構成要素とその評価項目との組合せで正しいのはどれか。
高齢者の内分泌系にみられる特徴はどれか。2つ選べ。
高齢者が転倒した際、骨折をきたしやすい部位はどれか。3 つ選べ。
成人で加齢とともに増加するのはどれか。
高齢者の転倒のリスクファクターでないのはどれか。
86歳の男性。誤嚥性肺炎のために1週間入院し、経過は順調である。入院前から高血圧症で薬物療法を受けているが、それ以外の基礎疾患はない。認知機能は問題ない。日常生活動作は介助を必要としないが、筋力低下によって歩行が不安定で屋外は見守りが必要である。入院中はきざみ食にとろみをつけて提供し、嚥下訓練を施している。要介護度は要支援2である。
身体的フレイルの評価基準として誤っているのはどれか。
高齢者の体温の特徴はどれか。
70歳の女性。腰痛を主訴に来院した。2日前に屋内で段差につまずいて転倒した後から腰痛が出現した。歩行は可能である。下位腰椎に強い叩打痛がある。腰椎エックス線写真で第3腰椎の圧迫骨折を認める。この患者の今後の生活に対する指導をする際に考慮する必要性が低いのはどれか。
高齢者の介護予防に重要なのはどれか。3つ選べ。
高齢者の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
76歳の男性。記憶障害を心配した妻に付き添われて来院した。妻によると3か月前に、呼びかけても返事がなく宙を見つめるようなことが初めてあった。その後、同様の症状を月に1、2回目撃している。症状発現時には、口をもぐもぐしたり、手指を不規則に動かしたりするような動作がみられることもある。数分で回復することが多いが、その時のことを本人に尋ねても、何も覚えていない。
加齢に伴い増加するのはどれか。2つ選べ。
82 歳の男性。歩行困難を主訴に来院した。IgA 腎症による慢性腎不全で 14 年前から1回 4時間、週3回の血液透析を受けている。2年前から歩行速度が低下し、最近は横断歩道を渡りきれないことがある。階段昇降も両手で手すりにつかまらないと困難で、通院以外の外出を控えるようになったという。体重は1年前から5kg 減少し、このまま歩けなくなることを心配して受診した。
67歳の男性。3週間前に脊髄梗塞を発症し、下肢対麻痺を呈している。殿部に皮膚潰瘍を合併し、治療に難渋している。殿部の写真を示す。 この病変に関係するのはどれか。
ポリファーマシーの要因になるのはどれか。3つ選べ。
85歳の女性。軽度の認知症(自立度Ⅰ)と問題行動(夜間せん妄)について要介護1の認定を受けている。訪問した介護福祉士が、処方薬(降圧薬)が不足していることに気付き、付き添って受診した。
83 歳の女性。全身の衰弱のため、心配した介護施設の職員に伴われて来院した。2か月前から介助がないと立ち上がれなくなった。1か月前からさらに活気がなくなり、1週間前から食事量も減少してきた。脳梗塞後遺症の左不全片麻痺、高血圧症、脂質異常症、骨粗鬆症および便秘のため、アスピリン、カルシウム拮抗薬、スタチン、活性型ビタミンD、酸化マグネシウム及びプロトンポンプ阻害薬を内服している。
84歳の女性。ふらつきがあり、頻回に転倒するため夫と来院した。現病歴:2か月前に腰椎圧迫骨折を起こし、自宅近くの病院に入院した。入院後は腰痛のためベッド上で安静にしていた。徐々に痛みは改善し、1か月後、自宅に退院したが、退院後にふらつきを自覚し、転倒するようになった。ふらつきは特に朝方に強い。難聴と耳鳴りは自覚していない。
89歳の男性。発熱と意識レベルの低下とを主訴に来院した。2年前に脳梗塞を発症し嚥下困難となったため、胃瘻から栄養を摂っている。この1年間で2回、肺炎に罹患している。2週間前、38℃台の発熱があり、意識障害を認めたため、入所中の特別養護老人ホームの職員に連れられて来院した。胸部エックス線写真で両側下肺野にすりガラス陰影を認めた。入院し抗菌薬の投与を行ったところ、症状は改善し退院することとなった。
84歳の女性。失神と眼前暗黒感とを主訴に来院した。現病歴:1週間前から時々気が遠くなるようなふらつきを自覚していたが、本日、朝食前に突然眼前暗黒感を自覚し意識が消失した。意識はすぐに回復したが、心配になり長女に付き添われて救急外来を受診した。
83歳の男性。食欲が低下し元気がないため妻とともに来院した。現病歴:約5年前から物忘れが目立ち、Alzheimer型認知症と診断されていた。1年前から記憶の低下がさらに進行し、5分前のことも忘れていることが多かった。同居する妻によると、2週前に38℃の発熱があったが市販の総合感冒薬を内服して解熱したという。その頃から家でうとうとしながら座っていることが増え、食事量も半分くらいに減った。
77 歳の男性。全身倦怠感と物忘れを主訴に来院した。現病歴:高血圧症で内服加療中。半年前から食後の全身倦怠感が出現した。またほぼ同時期からときどき物を置いた場所がわからなくなるようになった。その後も症状は持続し、不安、不眠および食欲低下が出現し、3か月で2kg の体重減少があった。立ち上がり時や歩行時にふらつきの自覚はなかったという。
90歳の女性。発熱を主訴に来院した。6年前に脳出血を発症し日常生活動作(ADL)が低下したため、現在は介護老人保健施設に入所している。3日前から 38 ℃台の発熱があり、胸部エックス線写真で肺炎と診断された。この患者の喀痰から検出される可能性が最も高い菌はどれか。
86 歳の女性。発熱を主訴に来院した。現病歴:2日前に長男が患者に連絡した際「風邪をひいている」との訴えがあった。本日長男が連絡した際に電話がつながらなかったため長男が訪問したところ、発熱があり食事も摂れず布団の中でぐったりしていた。長男に付き添われて来院した。
80歳の男性。夜間に大声をあげることを主訴に来院した。約10年前から時々はっきりした夢をみて、夜中に大声をあげるようになった。1年前から動作がのろくなり、歩行時に歩幅が小刻みとなって、つまずくことが増えてきた。2か月前から、カーテンが人の姿に見えることがあったという。さらに、夜中に大声をあげて手足を動かしてベッド周囲の物を落とすことが増えてきたため、心配した妻に勧められて受診した。