インフォームド・コンセントについて誤っているのはどれか。
インフォームド・コンセントについて正しいのはどれか。
医師から患者への閉鎖型質問はどれか。
医療面接において解釈モデルを尋ねる目的として正しいのはどれか。
他の医療機関の治療で症状が改善しない患者が受診した。医療面接で解釈モデルを尋ねているのはどれか。
患者の信頼を得るために、医師が最も心掛けるべきなのはどれか。
他の医療機関で異常を認めないと説明された後も、不安が続いている患者が来院した。対応する医師の医療面接における言葉として適切でないのはどれか。
SPIKESモデルに基づく悪い知らせの伝え方について正しいのはどれか。
患者の自己決定を支援するための医師の行為として適切でないのはどれか。
医療面接におけるシステムレビュー〈review of systems〉はどれか。
解釈モデルを知るための質問として適切でないのはどれか。
医療面接で開放型の質問を用いる利点はどれか。
医療面接において患者と良好なコミュニケーションを行うために適切なのはどれか。
医療面接におけるシステムレビュー(review of systems)で正しいのはどれか。
医療面接を行う上での医師の態度として適切なのはどれか。
慢性疼痛痛患者への共感を示す言葉として、適切なのはどれか。
膝の疼痛を主訴に来院した患者と医師との会話を以下に示す。医師 「今日はどうされましたか?」患者 「左の膝が痛いので来ました」医師 「そうですか。もう少し詳しく教えて下さい」患者 「平らなところを歩いているときはそうでもないのですが、最近、階段で膝が痛くなります」
患者中心の医療を実践するにあたり適切でないのはどれか。
医療面接における傾聴で正しいのはどれか。
70歳の男性。胃癌の手術について説明し同意を得ることとなった。適切でないのはどれか。
56歳の男性。健康診断で高血圧を指摘されて来院した。これまでの健康診断では異常を指摘されたことはなかった。喫煙は15本/日を35年間。初診時の血圧は162/102mmHg。精密検査の結果、本態性高血圧症と診断された。担当医は患者に選択できる治療法とそれぞれの利益と不利益とについて説明した後、降圧薬による治療が望ましいと説明した。
62 歳の男性。心窩部痛と食思不振を主訴に来院した。半年前から心窩部痛を感じることがあったが、仕事が忙しいため様子をみていた。心窩部痛が持続し、 2 週間前から食思不振が出現したため受診した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はない。 飲酒は焼酎 1 合/日を 40 年間。 父が胃癌で 70 歳時に手術。
息切れと下肢の浮腫を呈し、心不全が疑われる患者に医療面接を行っている。開放型質問はどれか。
医療面接について誤っているのはどれか。
52歳の女性。耳鳴りを主訴に夫に伴われて来院した。現病歴:2か月前から毎晩就寝時に心臓の鼓動が耳や頭の中でドクドクと響くように感じ、次第に寝付けなくなった。耳鼻咽喉科を受診したところ「耳鏡検査や聴力検査に異常はないので様子をみるように」と説明された。その後も改善がみられないため脳神経外科を受診したが「診察で神経学的所見に異常はなく脳血管障害の可能性は低いので再診は必要ない」と説明された。
83 歳の女性。1か月前から続く不眠と食欲低下とを主訴に来院した。高血圧症で自宅近くの診療所を定期受診しており、血圧コントロールは良好である。既往歴に特記すべきことはない。血液検査、腹部超音波検査および上部消化管内視鏡検査で異常を認めない。半年前に夫を1年間の看病の後に亡くしている。医療面接における医師の発言として適切でないのはどれか。
23歳の女性。左乳房にしこりを自覚したため受診した。穿刺吸引細胞診および組織診の結果、乳癌と診断した。担当医は本人と母親に対して、検査結果と診断および今後の治療について説明することとなった。悪い知らせを伝える際の SPIKES モデルの「P」に相当するのはどれか。
40 歳の女性。心窩部痛を主訴に来院した。医療面接で解釈モデルを把握するための質問はどれか。
29歳の女性。頭痛を主訴に来院した。現病歴:1か月前から毎日午後3時ころになると頭が重くなり、肩から首にかけて固まってしまうような違和感を覚えるようになった。症状は次第に強くなり、3週前からは常に頭全体の鈍い痛みを自覚し始めた。市販の鎮痛薬を内服したが症状は改善せず、頭痛のために仕事の効率が悪くなり、何度か「集中力が足りない」と会社の上司に注意を受けた。
55 歳の男性。息切れと下腿の浮腫とを主訴に来院した。現病歴:約6か月前から全身倦怠感を自覚していたが他に症状がないので様子をみていた。1か月前から下腿の浮腫を自覚し、次第に労作時の息切れを感じることが多くなったため受診した。
4 歳の男児。1 週間持続する咳嗽を主訴に母親に連れられて来院した。母親と診察医との会話を示す。医師:「今日はどうされましたか」母親:「咳が1週間続いているのできました」医師:「(症状について詳しく教えてください)」母親:「咳は夜寝ているときと明け方が多いです。日中はあまり出ていません。咳とともに胸のあたりがゼーゼーいっている感じがします」
2 歳の男児。発熱と鼻汁を主訴に両親に連れられて来院した。前日の夕方から38.5 ℃の発熱を認め、右耳をさかんに触るような様子がみられ、夜間はよく眠れなかった。来院時の体温は 38.2 ℃で、顔色は良好だが機嫌が悪く、母親に抱かれて診察室に入ったところ、すぐに大声で泣き出した。対応として適切なのはどれか。
62歳の女性。便潜血の精密検査を目的に来院した。便潜血検査による検診を受け、1日目が陽性、2日目が陰性であったため、精密検査が必要と判定されて受診した。友人から「内視鏡検査は苦痛だ」と聞いており、内視鏡検査を受けることを躊躇している。
72歳の男性。膵癌手術後に通院中である。現病歴:6か月前に膵癌の手術を受けた。術後6か月検査の結果、他臓器に転移が見つかり、余命3か月との告知を受けた。既往歴:60 歳から高血圧症、62 歳から脂質異常症で内服治療中。生活歴:喫煙は 20 歳から 20 本/日。飲酒は機会飲酒。息子夫婦と同居している。
37歳の女性。全身倦怠感と頭痛を主訴に来院した。現病歴: 半年前から倦怠感を自覚していた。3か月前から頭痛も出現するようになった。1か月前からは起きた時にも強い全身倦怠感があるため、仕事を休むようになった。頭痛の程度は軽いが、2か月前に脇から出てくる自転車に気付かずに接触し、転倒したことがあった。
79 歳の女性。貧血の精査のため夫に付き添われて来院した。現病歴 : 2週前の健康診断の結果、1年前には正常であった血液検査に異常がみられ、精査を勧められた。自覚症状はない。 既往歴 : 65 歳時から高血圧症で降圧薬を服用している。76 歳時から変形性膝関節症のため歩行困難で車椅子で移動をしている。
68歳の男性。ふらつき感を主訴に来院した。現病歴: 本日起床時から、頭がふらふらする感じを自覚したため受診した。既往歴: 2年前に自宅近くの診療所で糖尿病と診断されたが、その後通院していない。生活歴: 長男夫婦と同居している。偏食が激しく、近所で買って来た菓子などで不規則な食事をし、しばしば居酒屋で大量飲酒している。