腹部診察について、Traube 三角を構成するのはどれか。 3 つ選べ。
地域包括ケアについて誤っているのはどれか。
交絡因子について正しいのはどれか。
災害医療について正しいのはどれか。
病床機能報告における病床機能の区分に含まれないのはどれか。
プライマリヘルスケアについて述べられているのはどれか。
医療機関における産業廃棄物でないのはどれか。
経食道心エコー図を別に示す。矢印の構造物として正しいのはどれか。
感染症法上の五類感染症のうち、全数把握対象疾患である梅毒、風疹、麻疹、後天性免疫不全症候群、薬剤耐性アシネトバクター感染症について、発生動向調査によるそれぞれの患者数の年次推移を示す。 風疹はどれか。
角層細胞間脂質を構成するのはどれか。
後腹膜に固定されている臓器はどれか。
我が国における、将来人口を定常的に保てる合計特殊出生率(人口置換水準)の値に最も近いのはどれか。
介護保険について正しいのはどれか。 2 つ選べ。
すべての新生児に対してマススクリーニングが行われているのはどれか。
医療保険による在宅医療サービスはどれか。 3 つ選べ。
40~59 歳の男性 30,000 人を対象に、肺癌死亡について 10 年間観察した。結果を表に示す。この表から判断できるのはどれか。
我が国で種類の異なるワクチンを同時接種以外のスケジュールで接種する場合、間隔を 27 日以上あける必要がある組合せはどれか。
相対的貧困について正しいのはどれか。
介護保険法に基づき身体機能・生活機能の維持・向上を目的として行う機能訓練の職務に従事できない資格はどれか。
国際生活機能分類〈ICF〉について正しいのはどれか。
チーム医療について正しいのはどれか。2 つ選べ。
介護保険の要介護認定の一次判定で調査する項目でないのはどれか。
上顎洞が開口するのはどこか。
医療安全支援センターについて正しいのはどれか。
日本のへき地保健医療対策について誤っているのはどれか。
院内感染の対策として陰圧空調の個室で管理すべきなのはどれか。
学校保健安全法に規定されていないのはどれか。
日常生活動作〈ADL〉の評価法はどれか。
我が国の主要死因別にみた死亡率(人口 10 万対)の推移を別に示す。A はどれか。
2012 年から 2021 年までの 15~24 歳、25~34 歳、35~44 歳、45~54 歳、55~64 歳、65 歳以上の 6 階級における年齢階級別就業者数の推移を示す。65 歳以上の就業者数はどれか。
医療法に規定されていないのはどれか。
ポピュレーションアプローチに該当するのはどれか。
精神保健福祉センターについて正しいのはどれか。 2 つ選べ。
公助によるものはどれか。
健康日本 21(第二次)の中間評価報告(2018 年)について正しいのはどれか。
35 歳の男性。仕事中に、作業で使用していた液体の化学物質を全身に浴び、事故から 2 時間後に来院した。2 年前に入職し、配置転換で 2 週間前から現在の作業を始めたばかりだった。作業内容や使用していた化学物質の詳細については詳しくない。化学物質を浴びた後、すぐに緊急用のシャワーを浴び洗眼したという。
38 歳の初産婦( 1 妊 0 産)。妊娠 39 週 3 日に自然陣痛が発来し、3,550 g の男児を経腟分娩した。妊娠経過に異常は指摘されていない。分娩第 3 期から性器出血を認め、出血量は 2,000 mL(羊水込み)である。
32 歳の初産婦( 1 妊 0 産)。妊娠 24 週の妊婦健康診査のため、夫とともに来院した。妊娠初期に単胎妊娠と診断され、以降の妊婦健康診査において異常を認めなかった。人員不足のため、産前・産後に可能な限り勤務を継続して欲しいと勤務先から要請があり悩んでいるという。夫と共働きで生計を立てている。この患者への説明として正しいのはどれか。 3 つ選べ。
日齢 3 の女児。在胎 39 週、2,900 g、Apgar スコア 8 点( 5 分)で出生した。①体重 2,400 g。 体温 37.4 ℃。 心拍数 120/分、 整。 ②血圧 70/40 mmHg。呼吸数44/分。③大泉門は 2 × 2 cm。④生後 8 時間後に暗緑色の排便を認め、⑤生後 12時間後から黄疸が目立つようになった。下線部のうち異常所見はどれか。 2 つ選べ。
6 月上旬のある日。午後 1 時過ぎに、近所の小学校の校庭で遊んでいた児童数名が、頭痛、咽頭痛、咳、強い目の刺激を訴えて来院した。いずれの児童も意識清明、体温は 36 ℃台。眼球結膜に軽度発赤を認める。発汗を認める。天気は快晴、気温 31.2 ℃、湿度 60 %、微風であった。
55 歳の男性。高血圧症の定期診察のため来院した。3 年前に職場の健康診査で高血圧を指摘された。その後、降圧薬で治療を受けている。家庭血圧は適切な範囲で管理されている。1 日 30 分のウォーキングをしている。
50 歳の女性。健康診断で初めて血圧高値を指摘され来院した。健康診断時の血圧は 138/88 mmHg であった。体重は 20 歳ごろから変わっていない。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はない。飲酒はビール 350 mL/日を週 2 回。仕事は忙しく、運動する機会はほとんどない。
75 歳の男性。医療スタッフが個人用防護具を使用した対応が必要な感染症で入院した。慢性閉塞性肺疾患の既往があり、現在も咳嗽を認める。この患者の病室の間取り図を示す。廊下で個人防護具を着用し入室して診察した。 診察後、使用した個人用防護具を脱衣するのに最も適切なのはどこか。
6 歳の女児。乳房が大きくなってきたことが心配で母親に連れられて来院した。身長 124.1 cm(+2.1 SD)、体重 29.5 kg(+2.2 SD)。陰毛、腋毛は認めない。診断のために行うべきものとして適切でないのはどれか。
24 歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。 3 か月前から職場の上司にパワハラを受けていると悩んでいた。今朝、自宅のガレージで倒れているのを母親が発見し、救急車を要請した。本人の着衣と口腔内からは強い有機溶媒臭がしており、ガレージには灯油が残ったコップがあった。搬入後、次第に呼吸状態の悪化を認めた。
16 歳の男子。約 2 か月前から「部屋の中を誰かに覗かれている」、「自宅にいても、友達が自分の悪口を言っているのが聞こえる」などと訴えるため、心配した両親に連れられて精神科を受診した。診察した精神保健指定医は、本人に治療したいという気持ちがないため、両親の同意を得て医療保護入院とした。
生後 4 時間の女児。胎児超音波検査で異常を指摘されていた。在胎 37 週、出生体重 2,850 g で出生した。眼裂斜上と平坦な鼻根部とを認める。胎児超音波像と出生後に撮影した胸腹部エックス線写真とを別に示す。この児に予想される染色体核型はどれか。
32 歳の女性。無月経を主訴に来院した。最終月経は、令和 4 年 1 月 1 日から 6 日間。同年 2 月 1 日に人工授精し、 3 月 7 日に受診した。最近 1 年間の性交渉歴はない。妊娠判定試薬は陽性であった。この時点で適切な経腟超音波検査所見はどれか。
10 歳の男児。左大腿部痛を主訴に父親に連れられて来院した。すべり台から誤って転落し受傷した。身長 150 cm、体重 45 kg。歩行は不能で左大腿部に腫脹を認めた。左大腿骨エックス線写真で大腿骨骨幹部骨折を認め、受傷翌日、観血的骨接合術が行われた。術後経過は順調で、術後 8 週が経過し、左大腿部に異常所見を認めない。
36 歳の女性。多発関節痛を主訴に来院した。 3 か月前から微熱が出現し、脱毛が増加した。 2 か月前から両手のこわばり、関節痛が出現した。 3 週間前から両手指に紅斑が出現し、先週から 38 ℃台の発熱があり紹介受診した。
3 歳 2 か月の女児。健康診査のため母親に連れられて来院した。上手に歩くことはできるが、ひとりで階段を昇れない。上着を自分で脱ぐが、ひとりでは着られない。同年齢の子ども達と遊べるが、ルールのある遊びはできない。自分の名前は言えるが、住所は言えない。物の大小はわかるが、左右はわからない。下線部のうち発達の異常が考えられるのはどれか。
64 歳の男性。脳出血で入院し、リハビリテーション後に、自宅に退院して 1か月が経過した。現在は右上下肢に軽度の運動麻痺が残存しており、杖歩行をしている。山間部の過疎地域で妻と 2 人で暮らしている。近所付き合いはない。退院後は自宅で農業をしながら、年金で生活している。下線部のうち国際生活機能分類〈ICF〉の生活機能における参加に分類されるのは どれか。
58 歳の女性。頭痛を主訴に来院した。暑い日の午前、仕事中に少しめまいを感じ、頭痛も出現したため受診した。作業中に大量に汗をかいた。最近、家族の介護が忙しく、寝不足が続いていた。仕事は空調のない自宅の作業場で、部屋を閉め切って縫製の作業をしている。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴と飲酒歴はない。
28 歳の経産婦( 3 妊 2 産)。妊娠 41 週 0 日、分娩予定日超過のため管理目的に入院した。推定胎児体重は 3,100 g。妊娠 41 週 1 日、午前 9 時からオキシトシンで陣痛誘発を開始した。午後 6 時に一過性の胎児徐脈が出現した。胎児心拍数陣痛図を別に示す。
36 歳の経産婦(2妊1産)。妊娠 38 週 2 日、破水感を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常を認めなかった。午前 5 時、就寝中に羊水流出感を自覚し、持続するため午前 7 時に受診した。
85 歳の男性。尿量の低下を主訴に来院した。 1 年前から断続的に無症候性肉眼的血尿がみられたが、数日程度で消退していたため放置していた。 1 週間前から倦怠感が強くなり、尿量が低下したため受診した。喫煙は 20 歳から 30 本/日を 60 年間。 5 年前から禁煙している。飲酒は機会飲酒。家族歴に特記すべきことはない。
72 歳の男性。 2 年前に喉頭癌に対して放射線治療を受け、その後再発を認めていない。喫煙は喉頭癌の診断まで 20 本/日を 45 年間。飲酒は焼酎 200 mL/日を 40年間。この患者で経過中に重複癌を生じる可能性が低い部位はどれか。
29 歳の男性。職場健診で胸部エックス線写真の異常陰影を指摘され、精査目的に来院した。 3 か月前に海外から来日し、近隣の工場で勤務している。来日前は大きな病気にかかったことはないが、最近、咳き込むことがあるという。職場から提供されたアパートで同郷の 3 人と共同生活をしている。血液検査で結核菌特異的全血インターフェロン γ 遊離測定法〈IGRA〉が陽性であった。
32 歳の経産婦( 2 妊 1 産)。妊娠 34 週 1 日。突然の性器出血を主訴に来院した。第 1 子を妊娠 38 週で経腟分娩している。 体温 36.5 ℃。 脈拍 84/分、 整。 血圧108/64 mmHg。腟鏡診で腟内に凝血塊の貯留を認め、子宮口から血液流出が持続している。計測できた出血量は約 250 mL である。
76 歳の男性。食欲不振と倦怠感を主訴に来院した。現病歴:1 週間前から倦怠感と水様便( 1 日 2 回~ 4 回)が出現した。食欲がなく、おかゆを無理に食べている。悪心はあるが嘔吐、腹痛、黒色便および血便はない。体重が 3 kg 減少した。37 ℃台の微熱があるが悪寒戦慄はない。
50 歳の女性。発熱と強い動悸のため救急車で搬入された。現病歴:6 日前から咽頭痛と軽度の咳嗽が出現し、自宅近くの診療所で総合感冒薬の処方を受けた。 3 日前から発熱と前頸部痛が出現し、今朝から強い動悸も自覚したため娘が救急車を要請した。
52 歳の女性。意識障害のため救急車で搬入された。現病歴 : 5 日前から 38 ℃を超える発熱と悪寒戦慄を訴え、市販のアセトアミノフェンを内服していた。本日夕食中に急に頭痛とふらつき感を訴え、嘔吐した。その後いびきをかいて眠りだし、呼びかけに応答しなくなったため、家族が救急車を要請した。
58 歳の男性。胸痛を主訴に救急車で搬入された。現病歴:数日前から労作時や夜間就寝時に胸部圧迫感があったが、約 30 分で治まるため様子をみていた。本日、草野球の試合に出て活躍していたが、突然、強い胸痛が出現したため救急車を要請した。
85 歳の男性。発熱と呼吸困難を主訴に家族とともに来院した。現病歴:1 年前から息切れのため自宅の階段を昇ることが困難となり、食事や飲水の際のむせが出現した。食事量も低下し、半年間で体重が 5 kg 減少した。 1 週間前から咳嗽と喀痰が多くなり、 2 日前から 38 ℃の発熱と呼吸困難がみられるようになったため家族に伴われて受診し、入院した。
12 歳の男児。来年の中学校進学を前に、夜尿が治らないため両親に連れられて来院した。食生活では減塩するように心がけ、夕食後には水分摂取を控えているという。