栄養素とその欠乏によって起こる病態との組合せで正しいのはどれか。
医療者が身につけるものを別に示す。個人防護具[Personal protective equipment 〈PPE〉]でないのはどれか。
メタ分析〈メタアナリシス〉について正しいのはどれか。
成人において、自閉症スペクトラム障害に比べて注意欠陥多動性障害〈ADHD〉で高頻度にみられる症状はどれか。
胎児心拍数陣痛図の遅発一過性徐脈の原因となるのはどれか。
逆耐性現象を示す精神病症状をきたすのはどれか。
呼吸機能検査を行ったところ、肺活量 4,200 mL、1秒量 3,2000 mL、努力性肺活量 4,000 mL、予測肺活量 3,900 mL、予測1秒量 3,000 mLであった。1秒率(FEV1%)を求めよ。
がん検診を規定している法律はどれか。
我が国の世帯構成について正しいのはどれか。
各病態で使用する医薬品と投与経路の組合せで正しいのはどれか。
予防接種法で任意の予防接種に含まれるのはどれか。
78歳の男性。血清クレアチニン値 1.0 mg/dL、24時間蓄尿比 1,000 mL、蓄尿中クレアチニン濃度 72.0 mg/dL。クレアチニンクリアランス(mL/分)の数値はどれか。
公的医療保険について誤っているのはどれか。
健康診断の尿沈渣で各視野に1つでも認められたとき異常となるのはどれか。
死亡確認された成人遺体で、背部から下腿後面にかけての死斑と顎関節および四肢関節の硬直がみられた。角膜の混濁はみられず、直腸温 32 ℃であった(外気温 20 ℃)。 推定される死後経過時間はどれか。
悪性腫瘍とリスクファクターの組合せで正しいのはどれか。
縦隔条件の胸部造影CTを別に示す。異常所見を示す心臓の部位はどこか。
絶食時の代謝状態として正しいのはどれか。
創傷の治療・処置について誤っているのはどれか。
10か月児に認められる反射はどれか。
100 mGy 以上の放射線被曝が原因で胎児奇形(構造異常)が発生する可能性が高い時期はどれか。
我が国の精神保健について誤っているのはどれか。
即時型食物アレルギーの検査として誤っているのはどれか。
平均寿命を表す数値はどれか。
労働衛生管理の手法として生物学的モニタリングが用いられるのはどれか。
2019年以前の我が国におけるインフルエンザについて、正しいのはどれか。
発声能力を定量的に表す最長発声持続時間に影響しないのはどれか。
ミトコンドリア遺伝病について正しいのはどれか。
栄養と病態の組合せで正しいのはどれか。
双胎妊娠の超音波検査の結果を別に示す。2絨毛膜2羊膜性双胎と判断できるのはどれか。2つ選べ。
ウイルスに初感染した際に感染初期から働く免疫担当細胞はどれか。2つ選べ。
高齢者の転倒リスクを高める薬剤はどれか。2つ選べ。
低補体血症を認める疾患はどれか。2つ選べ。
欠乏すると認知障害をきたす可能性が高いのはどれか。3つ選べ。
43歳の男性。腰背部、両肘および両膝の皮疹を主訴に来院した。5年前に発症し、次第に範囲が拡大するため受診した。同部位に鱗屑を伴う境界明瞭な地図状紅斑を認める。両手示指、中指および環指の遠位指節間関節の腫脹を認める。真菌直接鏡検は陰性であった。腰背部の写真を別に示す。この患者でみられるのはどれか。
78歳の男性。頭部の皮疹を主訴に来院した。7か月前に頭部に紫紅色斑が出現し、次第に拡大、隆起し、出血するようになった。頭部の写真及び同部の病理組織H-E染色標本を別に示す。診断はどれか。
35歳の女性。月経痛と過多月経を主訴に来院した。月経は周期28日型、整、持続8日間。3年前から月経痛に対して市販の鎮痛薬を服用しているが、6か月前から仕事や日常生活に差し支えるようになったため受診した。内診で子宮は 15 cmに腫大し硬く、可動性は良好である。付属器は触知しない。
10歳の男児。腹痛と下痢を主訴に母親に連れられて来院した。母親に確認したところ、4日前に郊外の宿泊施設で行事に参加した多数の児童と保護者に腹痛、嘔吐、下痢等の消化器症状があることが分かった。この症状の原因となったと考えられる汚染源と病原体の組合せで誤っているのはどれか。
72歳の男性。労作時呼吸困難を主訴に来院した。安静時SpO₂94 % (room air)であり、6分間歩行試験で歩行開始4分後にSp0₂88 % (room air)へ低下し下肢の疲労を訴えたため歩行試験を中止した。安静時および歩行中止直後(労作後)に動脈血ガス分析を行った。予想される結果はどれか。
74歳の男性。1週前に大動脈弁狭窄症に対して大動脈弁置換術を施行した。術後経過は良好で退院を目指し、一般病棟でリハビリテーションに励んでいた。昨日から食欲不振があり、今朝から息切れと全身倦怠感を訴えている。
72歳の男性。肺がん検診で胸部異常陰影を指摘され来院した。左肺上葉に径25mmの結節影を認め、臨床病期IA期の原発性肺腺癌と診断された。心機能が低下しているため、手術療法は困難と判断され、根治目的に放射線治療を施行した。治療終了3か月後の有害事象として認められる可能性が高いのはどれか。
救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を以下に示す。研修医:「6歳の女児です。昨日から腹痛が持続するということで来院されました。膝関節も少し痛むということです。2週前に上気道炎で自宅近くの診療所を受診されていました。発熱、下痢や嘔吐はありません」指導医:「患児の外観はどうですか」研修医:「腹痛があり少し苦悶様です」
日齢3の男児。黒色便を認めたため小児科に入院した。母親は35歳の経産婦で、出生時に異常はなかった。在胎40週、出生体重3,200g。完全母乳栄養である。体温36.7℃。心拍数130/分、整。血圧68/40mmHg。呼吸数42/分。SpO₂99%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は軽度の膨隆を認める。肝臓を右肋骨弓下に1cm触知するが、脾臓は触知しない。
85歳の女性。軽度の認知症(自立度Ⅰ)と問題行動(夜間せん妄)について要介護1の認定を受けている。訪問した介護福祉士が、処方薬(降圧薬)が不足していることに気付き、付き添って受診した。
32歳の女性。市販の妊娠検査薬で陽性となったため来院した。 月経周期は20日~60日と不規則で、最終月経開始日は受診日の10週前であった。基礎体温は記録していない。既往歴に特記すべきことはなかった。腟鏡診にて性器出血は認めない。経腟超音波検査にて子宮内に胎児を認め、頭殿長〈CRL〉は14mm(8週0日相当)、胎児心拍数は180bpmであった。 妊婦に対する説明で、正しいのはどれか。
34歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠38週1日、午前2時に規則的な子宮収縮と破水感のため来院した。これまでの妊娠経過に異常は指摘されていない。既往歴に特記すべきことはない。
53歳の男性。心房細動に対するアブレーション治療を目的として入院した。40歳時に僧帽弁狭窄症に対しての機械弁置換術が行われワルファリンが開始となった。48歳時から高血圧症、糖尿病に対して薬物療法が行われている。5か月前に突然動悸を自覚し、定期的に通院している診療所で心房細動と診断された。その後も月に数回、3~5日程度持続する動悸発作が出現した。
13歳6か月の男子。「身長が低く思春期の徴候の出現が遅いのではないか」と心配した母親に連れられて来院した。本人によると「最近少し声が低くなったと言われる」という。母親の初経は15歳時であった。
32歳の女性。多発関節痛を主訴に受診した。半年前に両側手指、手関節および膝関節痛を自覚し、自宅近くの医療機関で関節リウマチと診断され、メトトレキサートの投与を受けた。効果が不十分のためメトトレキサートを漸増されたが、多発関節痛は持続した。最近になり仕事にも支障をきたすようになったため、専門の医療機関を受診するよう勧められ受診した。
42歳の女性。自宅近くの歯科診療所で歯科金属のアレルギーを疑われ、検査を勧められて来院した。ネックレスとピアスで皮膚症状を生じたことがある。実施した皮膚検査の写真を別に示す。この検査で判定するアレルギー型はどれか。
42歳の男性。交通外傷のため救急車で搬入された。横断歩道を歩行中、自家用車にはねられた。呼吸困難と胸痛を認める。意識は清明。心拍数122/分、整。血圧90/40mmHg。呼吸数25/分。呼吸音は右胸部で減弱しており、吸気部が陥凹する所見がみられた。来院時、SpO₂92%(マスク5L/分酸素投与下)であった。前胸部陥凹の原因はどれか。
日齢25の女児。嘔吐を主訴に母親に連れられて来院した。在胎38週、出生体重2,850 g。完全母乳栄養で生後11日頃から哺乳後に1日2~3回の嘔吐を認めたため受診した。吐物は母乳様で、排便は毎日あったという。
74歳の男性。心窩部痛を主訴に来院した。1週前から軽度の心窩部痛があり、症状が増悪するため受診した。上部消化管内視鏡像を別に示す。病変の部位はどれか。
78歳の女性。化膿性脊椎炎と診断され入院中である。入院中に仙骨部褥瘡を生じた。同じ年齢の夫と2人暮らしであり、長女夫婦が隣町に在住している。在宅医療に向けて多職種スタッフや患者・家族による退院調整カンファレンスなどの準備を開始した。 正しいのはどれか。2つ選べ。
22歳の男性。家庭内で自室に閉じこもり「おれの悪口を言うな」、「外を通る人が窓からのぞいている」などの実際には認められないことを口走ることが多くなったため、両親とともに来院した。診察した精神保健指定医は、治療が必要であるが本人に治療意欲がないことを考え、医療保護入院とした。禁止できるのはどれか。2つ選べ。
78歳の男性。2年前に脳梗塞を発症し右半身不全麻痺を認める。週1回ヘルパーに(掃除)と(洗濯)および(買い物)をしてもらっている。(食事摂取)は左手で可能で屋内では杖を使って歩行し(トイレ動作)は自立している。下線部のうちADLの評価項目に含まれるのはどれか。2つ選べ。
生後30分の男児。在胎40週0日、出生体重2,230g、Apgarスコア8点(1分)、8点(5分)で出生した。状態が安定していることを確認して早期母子接触を行った。その後、新生児室に入室した。入室時、低出生体重児のため小児科医の指示で次のバイタルサインを測定した。
28歳の経産婦(2妊1産)。妊娠31週0日、下腹部痛と性器出血を主訴に来院した。前回の妊娠は、妊娠32週0日で経腟分娩した。身長154cm、体重46kg(非妊時40kg)。体温36.6℃、脈拍72/分、整。胎位は頭位で推定胎児体重は2,000g。子宮に圧痛を認めない。腟鏡診にて腟内に少量の血液付着を認めるが、持続的な出血や羊水流出を認めない。
52歳の男性。目がチカチカすることを主訴に来院した。2か月前から特に自宅にいると症状が出現し、頭痛とめまいも伴っている。眼の掻痒感はみられない。5か月前に自宅を改築した。眼球結膜に軽度の充血を認める。他の身体診察に異常所見は認めない。 本患者の症状の原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。
22歳の男性。墜落外傷のため救急車で搬入された。現病歴: 地面から約6mの高所での作業中、誤って下肢から地面に墜落した。強い腰痛と左下肢の痛みを訴える。
83歳の男性。食欲が低下し元気がないため妻とともに来院した。現病歴:約5年前から物忘れが目立ち、Alzheimer型認知症と診断されていた。1年前から記憶の低下がさらに進行し、5分前のことも忘れていることが多かった。同居する妻によると、2週前に38℃の発熱があったが市販の総合感冒薬を内服して解熱したという。その頃から家でうとうとしながら座っていることが増え、食事量も半分くらいに減った。
68 歳の男性。歩行時の息苦しさとわずかな喀痰を主訴に来院した。現病歴: 1週前から歩行時の息苦しさとわずかな喀痰を自覚していた。 既往歴: 30歳時に虫垂炎のため虫垂切除術を受けた。65歳時にHIV感染症と診断されたが治療を受けずに通院を中断していた。同時期から不眠となり、ベンゾジアゼピン系薬を時折内服している。
69歳の男性。物忘れを心配した家族に伴われて来院した。現病歴:約 1年半前から予定を忘れてしまうことが多くなった。約1年前から、日中、呼びかけへの応答が鈍くなる時間帯があることに気付かれるようになった。半年前から、時折、知らない子どもが隣の部屋で遊んでいると訴えるようになった。これらの症状が徐々に悪化するため来院した。
42歳の男性。職場の健康診断で異常を指摘されて来院した。現病歴:20歳代の頃は体重 68 kg程度であったが、32歳での結婚を機に徐々に増加し、特にこの3年で 10 kg増加した。現在の体重は過去最大である。
調査開始時に肺癌に罹患していなかった10万人をその時点の喫煙状況で2つのグループに分けた。調査開始後5年間の肺癌罹患の有無を調べた結果を以下に示す。喫煙による肺癌罹患のリスク比を求めよ。