我が国の死亡と寿命の変遷について正しいのはどれか。
患者調査について誤っているのはどれか。
公的医療保険について正しいのはどれか。
平成27年度の国民医療費について正しいのはどれか。
高齢者虐待防止ネットワークの構築に中心的役割を果たす機関はどれか。
在宅医療の医療需要の推計が示されているのはどれか。
ある一時点での割合を示す指標はどれか。
新しい薬剤Aの有効性を検証するためにランダム化比較試験<RCT>を行った。事前に行った症例数計算から得られた数の症例に対し、薬剤A又は標準治療薬をランダムに割り付けた。投薬は二重盲検で行い、死亡をエンドポイントにした研究期間終了後、生存曲線を Kaplan-Meier 法で作成し、intention to treat<ITT>による生存解析を行った。手法と目的の組合せで正しいのはどれか。
健常成人の胸部エックス線写真正面像で同定できるのはどれか。
骨格筋の器質的な短縮によって生じるのはどれか。
我が国の精神保健福祉について正しいのはどれか。
ノロウイルス感染症について正しいのはどれか。
Langerhans細胞にみられるのはどれか。
癌悪液質について誤っているのはどれか。
冠動脈バイパス術後の造影3D-CTを別に示す。矢印のグラフトが吻合されているのはどれか。
射精の中枢があるのはどれか。
生命表について正しいのはどれか。
感染症法に基づく入院勧告の対象となるのはどれか。
胎児・胎盤について最も早期に起こるのはどれか。
10か月の乳児。乳幼児健康診査の結果を示す。身長 70 cm、体重 8,330 g、頭囲 40 cm、胸囲 43 cm。Kaup 指数はどれか。
数日間で進行する高齢者の意識障害の原因として可能性が低いのはどれか。
家系図を以下に示す。この家系図における遺伝形式を呈するのはどれか。
死亡診断書について正しいのはどれか。
両側難聴を主訴に受診した患者のオージオグラムを別に示す。右耳の平均聴力レベル4分法 はどれか。
定期接種として65歳時に接種が推奨されているワクチンはどれか。
身体的フレイルの評価基準として誤っているのはどれか。
ある心理テストで用いられる図版の一部を別に示す。この心理テストについて正しいのはどれか。
外傷患者で診断を確定するために、単純CTに造影CTを追加することが最も有用なのはどれか。
頻脈発作時の心電図と電気ショックにより洞調律に復帰した後の心電図を別に示す。治療として適切なのはどれか。
じん肺法に基づく健康診断で必ず実施されるのはどれか。
法律とその内容の組合せで誤っているのはどれか。
歩行補助具の写真を別に示す。片側下肢に全く荷重させない完全免荷として屋外歩行するのに最も適しているのはどれか。
2006年(平成18年)に比して2016年(平成28年)で、粗死亡率が増加しているが年齢調整死亡率が減少しているのはどれか。2つ選べ。
6か月の乳児のBCG予防接種時の問診票から得た情報のうち、接種に際して注意を要し詳細を確認すべきなのはどれか。2つ選べ。
紫外線による健康影響と考えられるのはどれか。2つ選べ。
安静による改善が乏しい背部痛をきたすのはどれか。2つ選べ。
COPDでみられるのはどれか。2つ選べ。
妊娠中の放射線被ばくについて正しいのはどれか。2つ選べ。
中学校における疾患と出席停止期間の基準との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬で起こりやすい有害事象はどれか。2つ選べ。
3歳児健康診査の内容について正しいのはどれか。3つ選べ。
地域包括支援センターに配置が義務付けられているのはどれか。3つ選べ。
22歳の女性。摂食障害と筋力低下のため救急車で搬入された。18歳で失恋を契機に食事制限を開始し、摂食量および体重の減少が止まらなくなり、自宅近くの精神科に通院中であった。筋力低下のため自宅で身動きがとれなくなり、救急車を要請した。月経は3年前から停止している。
救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を示す。研修医:「1歳の女児です。3日前から発熱、咳嗽、鼻汁が続き、本日から四肢、体幹に発疹が出現したため来院しました。咳嗽がひどくルームエアーでSpO2が92%であり、入院も考慮する必要があると思います」指導医:「どのような発疹ですか」研修医:「四肢、体幹に紅色の丘疹がひろがっています」
35歳の女性。6か月前に右乳癌のため乳房部分切除を行った。現在は通院で抗癌化学療法を行っており病状は安定している。事務職として勤務していたが、手術後は休職している。本人から、現在復職に向けて職場に相談しており、病状や今後の治療について職場へ説明してほしいとの希望があった。患者の職場には嘱託の産業医がいる。適切な対応はどれか。
6歳の男児。低身長を心配した母親に連れられて来院した。受診時は身長 99.2 cm、体重 19.0 kg。骨盤位で、経腟分娩で出生した。出生時の身長は 50.2 cm、体重 3,520 g であった。父の身長は 174 cm、母の身長は 156 cm である。患児の成長曲線を別に示す。母親への説明として適切なのはどれか。
70歳の女性。胸背部痛のため救急車で搬入された。自宅で家事中に突然、胸背部痛を訴え、その後意識が低下したため夫が救急車を要請した。健診で血圧が高いと指摘されたことがある。ADLは自立しており、発症前の状態はいつもと変わりなかった。
34歳の初産婦(1妊0産)。妊娠37週6日の午前0時に破水感があり、午前1時に受診した。妊婦健康診査は妊娠8週から受けており、特に異常は指摘されていない。来院時、羊水の流出を認め、混濁はなかった。内診で子宮口は3cm 開大していた。
28歳の初産婦(1妊0産) 。妊娠38週4日に自然陣痛初来後、順調に経過し、経腟分娩となった。分娩経過に異常は認めず、分娩後の出血量も少量で子宮収縮は良好である。児は 3,240 g の男児で新生児経過に異常はない。既往歴に統合失調症があり、24 歳から複数の抗精神病薬を内服している。そのため、児への母乳栄養は希望していない。乳汁分泌抑制のために投与する薬剤として正しいのはどれか。
70歳の男性。下腿の浮腫を主訴に来院した。30 年前から健診で尿蛋白と尿潜血を指摘されていた。3年前から腎臓が悪いことを指摘されていたが医療機関を受診しなかった。3か月前から下腿に浮腫を自覚するようになったため受診した。身長 165 cm、体重 60 kg。脈拍 92/分、整。血圧 186/100 mmHg。両下腿に浮腫を認める。
生後1か月の乳児。1か月健康診査のために両親に連れられて来院した。在胎38 週、出生体重 2,998 g で出生した。Apgar スコアは 8点(1分)、9点(5分)であった。出生後は完全母乳栄養であり、本日の体重は 4,050 g である。四肢を活発に動かし、固視を認める。体幹や四肢に 2〜3 cm の皮疹を 7個認める。
68歳の女性。全身倦怠感、皮疹および四肢の脱力を主訴に来院した。 3か月前から露光部皮膚に紅斑が出現した。3週間前から全身倦怠感が出現し、起床、起立および上肢挙上に困難を感じるようになった。1週間前から全身に皮疹が拡大し、食思不振も出現したため受診した。
35歳の男性。右胸部痛を主訴に来院した。2日前から全身倦怠感と右側胸部の疼痛があり、昨日から同部位に皮疹が出現している。2年前に左側腹部に同様の皮疹が出現したことがあったという。24歳時に急性B型肝炎に罹患している。喫煙歴と飲酒歴はない。
68歳の女性。5か月前からしばしば眼痛、虹視および軽度の頭痛を自覚しており、精査を希望して来院した。視力は右 0.3 (1.0× +2.5 D)、左 0.2(1.0× +3.0 D)。眼圧は右 19 mmHg、左 24 mmHg。左眼の細隙灯顕微鏡写真を別に示す。適切な対応はどれか。
1歳の男児。停留精巣の手術のため手術室に入室した。麻酔はマスクで酸素と揮発性吸入麻酔薬を投与し、ゆっくりと入眠させる緩徐導入で行った。静脈路を確保し、気管挿管のため筋弛緩薬を静注したところ、突然心拍数が120/分から160/分に増加した。気管挿管時に開口障害があり、気管チューブの挿入に難渋した。人工呼吸開始後に尿道カテーテルを挿入したところ、赤褐色の尿が排出された。
64歳の男性。心停止のため救急車で搬入された。職場で突然倒れたため、同僚が救急車を要請した。救急隊到着時に隊員により心停止が確認され、心肺蘇生が開始された。現場で救急隊員によりAEDを用いて電気ショックが実施された。胸骨圧迫ならびにバッグバルブマスクを用いた人工呼吸、さらに2分おきに電気ショックを実施しながら、病院に到着した。
2か月の乳児。肛門部の異常に気付いた母親に連れられ来院した。排便回数は1日2回で、排便時やおむつの交換時に泣く。母乳を1日に8回飲み、哺乳力は良好である。体温 37.0 ℃。心拍数 100/分、整。血圧 80/50 mmHg。呼吸数 20/分。腹部は軽度膨満し、肝を右肋骨弓下に 2cm 触知する。腸雑音に異常を認めない。
日齢0の新生児。在胎39週3日、自然分娩で出生した。出生時啼泣はなく皮膚刺激を行ったが無呼吸のためバッグバルブマスクで換気を開始した。生後2分で自発呼吸が出現したため換気を中止した。生後5分の時点では全身にチアノーゼを認めた。心拍数 140/分。呼吸数 70/分。鼻腔内吸引によって強い咳嗽反射が出現した。手足をバタバタ動かしている。生後5分の Apgar スコアはどれか。
妊娠34週1日の初妊婦(1妊0産)。胎動減少を主訴に来院した。2日前の妊婦健診では特に異常は指摘されなかったが、昨日から胎動の減少を自覚しており、心配になって受診した。下腹部痛や子宮収縮の自覚はなく、性器出血や破水感の訴えもない。脈拍 72/分、整。血圧 124/72 mmHg。呼吸数 18/分。来院後に施行した胎児心拍数陣痛図を別に示す。胎児の状態を評価するためにまず測定すべきなのはどれか。
65歳の男性。健診の胸部エックス線写真で異常陰影を指摘されて来院した。18歳から35歳まで工場でボイラーの点検保守を行っており、その後は農業に従事している。喫煙は 25 本/日を 40 年間。
72歳の男性。腰背部痛を主訴に来院した。3年前に多発性骨髄腫と診断され、3種類の異なる抗癌化学療法を施行されてきたが、現在まで一度も寛解に至っていない。2か月前から腰痛、背部痛および肋骨痛が出現し NSAIDs が投与されたが、疼痛は増悪しており、最近は疼痛のため室内移動も困難であり1日中ベッドに横になっていることが多い。数日前から症状が増悪し、食欲低下および嘔吐をきたすようになった。
34歳の女性(1妊1産)。産後2週の妊産婦健康診査を希望して、分娩した産科診療所に来院した。2週間前に第1子である 3,150 g の男児を経腟分娩した。来院時の体温 36.5 ℃。脈拍 80/分、整。血圧 126/76 mmHg。
83歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。夏の日中に長時間の草刈り作業中、ふらつきを訴えていた。その後、意識がもうろうとなっているところを周囲の作業者が気付き、救急車を要請した。2型糖尿病と高血圧症で内服治療中である。
52歳の男性。人間ドックの上部消化管内視鏡検査で胃前庭部に2cmの胃癌を指摘され受診した。治療方針の決定に有用なのはどれか。2つ選べ。
69歳の男性。発熱と下腹部の緊満感とを主訴に来院した。以前から排尿困難を自覚していた。数日前から頻尿と排尿時痛が出現し、今朝から38℃台の発熱と全身倦怠感および下腹部の緊満感を自覚したため受診した。
50歳の女性。活動の低下を心配した夫に伴われて来院した。2か月前から朝起床はするが、朝食の準備ができず、ぼんやりと座っているようになった。それまで見ていたニュースや新聞を見なくなり、買い物には行くが、献立を決められず、何も買わずに帰ってくる状態であった。2週間前からは洗濯や掃除などの家事が全くできなくなったため、夫に伴われて受診した。
65歳の男性。大腸ポリープの治療のため入院した。現病歴:1か月前の大腸内視鏡検査でポリープを指摘され、内視鏡的ポリペクトミーが予定された。既往歴:8年前から副鼻腔炎。5年前から心房細動、高血圧症および脂質異常症。3年前に2型糖尿病と診断され、インスリンを毎食前に自己注射している。
80歳の女性。食欲不振を主訴に来院した。現病歴:昨日の朝から気分が優れず、冷汗と息苦しさが出現し、食欲も低下した。昨晩も熟睡できなかった。今朝も同様の症状が続いていたが、本人は大丈夫と言う。同居している夫が心配し、本人とともに受診した。
70歳の男性。労作時の息切れを主訴に来院した。現病歴:4年前に縦隔腫瘍に対し摘出手術が施行され、病理検査で軟部肉腫と診断された。2年前に肺転移に対して2か月間アドリアマイシンが投与され、その後病変の増大はない。1か月前から倦怠感があり、数日前から労作時の息切れを自覚するようになった。ここ3か月で 3kg の体重増加がある。
58歳の女性。血痰を主訴に来院した。現病歴:数年前から咳嗽、喀痰および労作時呼吸困難を自覚していたが、喫煙習慣が原因と自己判断し受診はしていなかった。数日前から喀痰に鮮血が混じるようになったため受診した。
67歳の男性。突然の嚥下困難のため救急車で搬入された。現病歴:本日、昼食中に突然、後頭部痛、めまい及び悪心を感じて嘔吐した。しばらく横になり様子をみていたが、帰宅した妻から声を掛けられ返答したところ、声がかすれて話しにくいことに気が付いた。水を飲もうとしたがむせて飲めなかった。心配した妻が救急車を要請した。既往歴:40歳から高血圧症。
広範囲熱傷受傷早期のショックにおいて想定されるのはどれか。
19世紀のロンドンで、激しい下痢を伴う、後にコレラと判明する疾患が大流行した。疫学者の John Snow は水道水との関連を疑い、詳しい調査を行った。調査の結果の概要を以下に示す。なお、表中の A、B は異なる水系を持つ供給元である。