介護保険を利用した通所リハビリテーションをすすめられた際に、患者が支援を依頼すべき職種で最も適切なのはどれか。
入院していた患者が退院後の復職を希望している。患者の治療と仕事の両立支援において、主治医として適切な対応はどれか。
最も放射線感受性が低いのはどれか。
慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の呼吸機能について正しいのはどれか。
トリグリセリド高値の原因とならないのはどれか。
母子健康手帳の便色カードを別に示す。生後1か月時に便色が1番を呈した場合考えられる疾患はどれか。
心雑音・心音と疾患について正しい組合せはどれか。
過多月経の原因となるのはどれか。
粘膜疹が見られる頻度が最も低いのはどれか。
離島における唯一の診療所で医療を実践するうえで優先度が低いのはどれか。
すべての人が、適切な保健医療サービスを必要時に支払い可能な費用で受けることができる状態を目指す、国際保健分野の取り組みの英語名称はどれか。
ユニバーサルデザインの原則に含まれないのはどれか。
院内肺炎について正しいのはどれか。
精神運動発達において、可能になる時期が最も遅いのはどれか。
好中球の構成成分に対する自己抗体が診断に有用な疾患はどれか。
視野異常と疾患の組合せで誤っているのはどれか。
生活保護について正しいのはどれか。
嚥下機能が低下している高齢者の誤嚥を予防するために有用な食事の形態はどれか。
高齢者の多剤処方(ポリファーマシー)への対応として適切でないのはどれか。
次世代育成支援対策推進法について誤っているのはどれか。
1歳6か月の健康診査における言語発達の問診として適切なのはどれか。
ある疾患のリスクについて遺伝要因と喫煙習慣の交互作用が認められるとき、観察される現象として正しいのはどれか。
乳頭の支配領域レベルで、脊髄の右半分に離断が生じている患者の左半身にみられる神経所見はどれか。
職場の自殺予防対策に関係しない職種・組織はどれか。
正常糸球体で最も濾過されにくいのはどれか。
出血症状と疾患の組合せで誤っているのはどれか。
出生前遺伝学的検査のうち確定的検査はどれか。2つ選べ。
新生児期の基準値が成人期より高いのはどれか。2つ選べ。
国民生活基礎調査から求められる指標はどれか。2つ選べ。
正常な妊娠経過において妊娠前と比較して妊娠末期に増加するのはどれか。2つ選べ。
先天異常と遺伝形式の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
転移性卵巣腫瘍の原発巣で頻度が高いのはどれか。2つ選べ。
高齢者の介護予防に重要なのはどれか。3つ選べ。
やせをきたすのはどれか。3つ選べ。
73歳の男性。両下腿の歩行時痛を主訴に来院した。座位では症状がないが、5分ほど歩行すると両下腿の後外側に鈍痛が出現し座って休むという。そのため、外出時はいつも自転車を使用している。上肢に異常を認めない。両下肢に感覚障害はなく、筋力低下も認めない。両側の足背動脈は触知良好で、足関節上腕血圧比〈ABI〉に異常を認めない。
7歳の男児。昨日からの発疹を主訴に母親に連れられて来院した。生来健康である。全身状態は良好である。体温37.3℃。頭皮を含めた全身に発疹が認められた。登校について正しいのはどれか。
45歳の女性。両側の難聴と耳鳴を主訴に来院した。難聴は25歳ごろから自覚し、徐々に増悪している。35歳ごろから耳鳴を伴うようになった。両側の鼓膜に異常を認めない。オージオグラムを別に示す。 最も考えられるのはどれか。
25歳の男性。耳介からの出血が止まらないため救急車で搬送された。喧嘩の際に避けた刃物が右耳をかすめて出血し、圧迫しても止血しないという。創部の写真を別に示す。創の縫合前に用いることができる消毒薬はどれか。
66歳の男性。自宅アパートから出火し、焼け跡から死体で発見された。死因等の特定のために司法解剖された。剖検時の所見でこの男性が火災発生時に生存していたことを示すのはどれか。
7歳の女児。右下腿の変形のため救急車で搬送された。公園で1mの高さから飛び降りた際に着地に失敗し、歩行不能となった。
40歳の男性。しびれと冷えを主訴に来院した。朝、両手の手指のしびれや冷えが出現するため受診した。3週間前から両手に症状が出現し、指が白くなることもあった。その時の様子を撮影した写真を別に示す。10年前から建設現場で工具を用いた掘削作業を中心とした仕事に従事している。化学物質を扱う作業の既往はない。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒程度。
38歳の男性。顔と足のむくみを主訴に来院した。2週間前から起床時に両眼瞼のむくみに気づき、いつも履いている靴がきつくて履けなくなってきたため受診した。足の痛みはないという。1か月前から体重が8kg増加している。既往歴はない。喫煙歴、飲酒歴はない。
34歳の女性(2妊1産)。妊娠39週5日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過に異常を認めない。第1子を2年前に正常経腟分娩している。入院時、胎児心拍を母体の左下腹部で聴取する。
85歳の男性。3週間前に肺炎のため入院した。2年前に進行肺癌と診断されたが癌の治療は受けていない。入院後は本人および妻と十分に相談のうえ、抗菌薬治療と1日500mLの輸液のみを行っている。今朝は呼びかけても答えない意識レベルとなり、水分を嚥下できず、下顎呼吸を認める。四肢に浮腫を認める。昨日は排便がなかった。高齢の妻は自宅におり、死亡時には立ち合いたいと希望している。
71歳の男性。皮膚の黄染を主訴に来院した。1か月前から全身倦怠感が生じ、3日前から皮膚の黄染に気付き受診した。20年前から2型糖尿病のため通院加療中で、経口血糖降下薬の内服を継続している。輸血歴、飲酒歴はない。
32歳の初妊婦。陣痛発来を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常を認めない。妊娠41週0日午前1時から10分間隔の規則的な子宮収縮を自覚し、次第に周期が短くなったため午前9時に来院した。
79歳の男性。肺がん検診で胸部異常陰影を指摘され来院した。昨年の検診では異常は指摘されず、自覚症状はない。精査の結果、臨床病期IA期の左下葉肺腺癌と診断された。最大腫瘍径は2.0cmであった。本人の希望で放射線治療を行うこととした。胸部CTを別に示す。治療に伴う合併症として考えられるのはどれか。
69歳の男性。胸痛を主訴に来院した。糖尿病性腎症に起因する慢性腎不全で半年前から1回4時間、週3回の血液透析を受けている。本日、通常通り血液透析を終了して帰宅した。帰宅後にテレビを見ていると急に左前胸部痛と冷汗が出現し、改善しないため家族の運転する車で救急外来を受診した。来院時も同様の症状が持続している。
66歳の女性。労作時の前胸部不快感を主訴に来院した。10年前から高血圧症、糖尿病で定期的に通院加療を受けている。2か月前から、朝6時ごろのゴミ出しの時に胸部不快感を自覚することが数回あったため来院した。
33歳の男性。3か月前から欠勤が増え、職場でアルコール臭を指摘された。産業医の勧めで精神科を受診したところ、アルコール依存症と診断された。診察時、「仕事が忙しく気分が落ち込むため飲酒量が増えた。飲みすぎといわれたので3日前から断酒した」という。手指の震えと発汗を認める。この患者で正しいのはどれか。
32歳の男性。悪心を主訴に救急車で搬入された。事故により放射性物質の密封線源が破損し、着衣と皮膚に付着したという。既往歴はない。
20歳の男性。右足関節の外側部痛を主訴に来院した。昨日、サッカーの練習中に右足関節を捻り受傷した。右足関節の外果周囲に皮下出血を伴う腫脹を認める。右足関節のエックス線写真と受傷肢位を強制したストレスエックス線写真とを別に示す。右足関節の状態として適切なのはどれか。
46歳の女性。本日未明、左の側腹部から背部にかけての激しい痛みを主訴に来院した。3年前にも同様の症状があったが、自然軽快した。家族歴に特記すべきことはない。
6歳の男児。就学前の健康診断で一側の高度感音難聴があると指摘され、母親に連れられて来院した。新生児仮死の既往はなく、発達の異常を指摘されたこともない。新生児期の聴覚スクリーニング検査では両側とも異常はないといわれた。2歳時に耳下腺炎の既往がある。難聴の原因として最も考えられるのはどれか。
76歳の男性。呼吸困難のため救急車で搬入された。8日前から発熱、乾性咳嗽が出現し、本日夕方から安静時でも呼吸が苦しいと訴えていた。意識がもうろうとしていることに妻が気づき救急車を要請した。妻は2週間前に咽頭痛、微熱を認めたが現在は改善している。喫煙歴は20~63歳まで20本/日。
34歳の女性。「誰彼かまわず夜中に電話をする」状態が持続するため、母親に連れられて来院した。2週間前から話している内容がまとまらない、些細なことを契機に笑い出すと止まらないなど、普段とは異なる行動がみられた。睡眠をほとんどとっていないが、本人は疲れを感じていない。親戚や友人の電話でマンションや車の購入計画などを話し、相手が反対すると激しく怒り出すようになった。
18歳の男子。複視を主訴に来院した。10日前、野球の試合中にボールが左眼部に当たった。左眼瞼の腫脹と皮下出血は軽快したが、物が二重に見えるという。視力は両眼とも良好であり、眼内に異常を認めない。左方視、右方視、下方視で異常を認めない。上方視時に複視を訴える。左眼の障害部位はどれか。2つ選べ。
73歳の女性。2か月前から腰痛に対し自宅近くの診療所でNSAIDの処方を受けていたが軽快しなかった。血液検査で高蛋白血症を認めたため紹介受診した。腰痛のため、体動と自力歩行が困難となっている。
42歳の男性。工場の爆発事故で受傷し、強い息苦しさのため救急車で搬入された。現病歴:工場で爆発事故が発生して受傷し、救急車で搬入された。崩落した機器に右下肢が挟まれた。受傷から1時間で救出され、病院に到着した。
48歳の女性。左側腹部痛のため救急車で搬入された。現病歴:3日前に自宅で転倒した際、左胸部を強打した。自宅近くの診療所で左下位肋骨骨折と診断され、バストバンドによる固定後に帰宅した。今朝、犬の散歩中、急に左側腹部痛が出現し、倦怠感も伴うため夫が救急車を要請した。
59歳の男性。呼吸困難のため救急車で搬入された。現病歴:仕事中に突然の息苦しさが出現した。胸痛は自覚しなかった。早めに帰宅し自宅で安静にしていたが、症状が持続するため救急車を要請した。既往歴:高血圧症を指摘されたことがあるが、投薬治療は受けていない。
50歳の女性。発熱を主訴に来院した。現病歴:3か月前に大腸癌と診断され、左鎖骨下静脈に中心静脈ポートを造設し外来で抗癌化学療法を行っていた。3日前から悪寒を伴う発熱を認め、改善しないため来院した。
65歳の女性。便潜血陽性を指摘され来院した。現病歴:職場の健康診断で便潜血陽性を指摘され精査目的で受診した。便通異常の自覚はない。既往歴:55歳時から高血圧症のため内服治療中であり、60歳時から糖尿病のためインスリン治療を受けている。生活歴:事務職で在宅勤務をしている。家族歴:父親が75歳時に大腸癌の手術を受けた。
ある疾患Aの予防因子を調査した症例対照研究のデータを表に示す。予防因子の曝露レベルは3段階に分類されている。表中の数値は人数を示す。疾患Aに対する、「曝露なし」を基準とした時の「高曝露あり」のオッズ比を計算せよ。
40歳の経産婦(4妊3産)。妊娠14週、下腹部痛と性器出血を主訴に来院した。腟鏡診で腟内に胎胞を認めたため入院した。入院後腹痛が増強し、胎嚢に包まれた状態で児を娩出した。児の体重は60gであった。 診断と死産届の組合せで正しいのはどれか。