第110回 C問題 26-27問目 - 110C26-27
110C必修問題副作用電解質異常高カルシウム血症食欲不振倦怠感薬剤・薬理学
78歳の女性。食欲不振と軽度の全身倦怠感とを主訴に紹介されて来院した。現病歴:4週前に自宅で転倒して尻もちをつき腰痛が出現したため自宅近くの診療所を受診した。腰椎エックス線写真で第1腰椎の圧迫骨折を認め、腰椎骨塩定量検査で骨密度が著明に低下しており、骨粗鬆症と診断された。非ステロイド性抗炎症薬、ビスホスホネート製剤、カルシウム製剤および活性型ビタミンD製剤による治療が開始された。